ブックタイトルDPNネクストビジョン特集号Vol.1

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概要

DPNネクストビジョン特集号Vol.1

私が考えるネクストビジョンの特徴は、マイクロスコープの代替としても有効であるが、もうひとつの使用方法として、「術者の目線」と「ネクストビジョンの目線」2つの視点を得ることができる点だと考えている。例えば、再生療法の縫合時、術者は唇側からの刺入点は確認できるが、口蓋・舌側から出てくる針の状況は見えておらず、実は経験や勘に頼っている。ネクストビジョンはあらゆる位置にセッティングし、モニターに映し出せるため、術者の目線では届かない位置、「死角」にセッティングを行うことが可能で、あらゆる方向からの目を持てるようになったのである。根面の状態・縫合糸のテンションの度合い・グラフト挿入の状態など、今まで見えなかった箇所までが確認できる「第2の眼」を持つことで、ワンランク上の歯科治療が実現できるようになったと実感している。図4 厚いFGGを採取した場合、ネクストビジョンで超拡大した画像を用いることで、上皮との境目を確認しながらトリミングが可能。図5 縫合糸のテンション状況・移植後の状態など、これまで見えなかった視点から確認できるようになり、ワンランク上の歯周外科ができるようになった。図12 露髄の状況も良く判るため、患者さんへの同意も得られやすい。図13 症例5 歯根端切除時。臼歯部・根尖部も鮮明に分かる。図14 症例6 支台歯形成時。図18 ブルーライト機能を活用することで、ガッタパーチャが白く浮き出て見える。図19 症例10 一見きれいに見える補綴物装着時だが・・・。図20 ブルーライト機能を活用しながら、セメント除去を行うと、余剰セメントがわかりやすい。図7 不良肉芽がないかなどを確認する。図8 ドナーサイトからの採取もMI治療が可能。図9 レシピエントサイトの状況・ボリュームや位置が明確に把握できる。8