ブックタイトルDPNネクストビジョン特集号Vol.1

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概要

DPNネクストビジョン特集号Vol.1

TOKYO中原 維浩 先生細田歯科医院/東京都葛飾区開業02 ネクストビジョン ユーザーインタビューネクストビジョン当院での活用法『ネクストビジョン』の特徴は「ライブ感」。「無断キャンセル」「治療中断」「主訴だけの治療」の要因は、「患者さんの認識不足・情報不足」ではないかと思います。患者さんはみなさん健康になりたい、美しくなりたいと思っていてもそもそも自身の口腔状況を知らないのです。患者さんの「なりたい自分」と「現状」のギャップを、「患者さん自らが気づき」健康になりたいと願うことが重要であると考えています。そのため当院ではこれまで鏡などを用いながら説明を行ってきましたが、なかなか患者さんに理解いただくことが難しく試行錯誤してきました。『ネクストビジョン』は、ライブ感のある鮮明画像を手軽に患者さんに見せられることが特徴です。当院では、初診の患者さんの口腔内を『ネクストビジョン』で撮影後、「これが本来、問題のないお口の状態です」と言って顎模型を渡し、モニターを見ながらご自身の口腔内と顎模型を比較し、自分の言葉で、違いを述べてもらいます。「歯が抜けている」「詰め物の色が違う」「血が出ている」など、患者さんの気づきを言語化してもらうことで、治療へのモチベーション、健康になりたい・美しくなりたいという欲求となり、継続通院、一口腔単位での治療につながっていくのです。まずは「気づき」をどう与えるか? 、いかにインパクトを持たせるか?が重要で、『ネクストビジョン』の鮮明な画像、超拡大画像が有効です。『ネクストビジョン』を活用するようになってから患者さんの口腔への関心やご自身の健康観の意識が高まったように実感しています。診療においても、『ネクストビジョン』は動画撮影が簡単にできるため「ライブ感」があります。「顎運動の様子」「ブラキシズムの様子」など、咬合の様子を動画撮影することができるため、私が目指す「全身から診る口腔咬合医療」の診査・診断を、患者さんに情報提供がしやすくなりました。また、CR 充填前後など、1 回の治療で劇的に変化する治療の前後を比較して見せることは、患者さんの感動につながっていると考えています。「気づき」と「感動」を与えることで、患者さんへの健康への欲求を引き出し、実現していければと考えています。12