ブックタイトルDental Products News ハイドロソニック特集号 Vol.5

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Dental Products News ハイドロソニック特集号 Vol.5

CURAPROX HYDROSONIC PRO & CURAPROXこの形がスキャロップにフィットする!で、みなさんがおっしゃっていることを模型上で再現してみたんです。さらにはそれを自身の口腔内でも試してみると、難しい箇所が確実に磨けるというのは嬉しいですよね。例えば第2大臼歯の遠心側が磨きやすく、ポンティック部分、インプラント部などへの振動、歯面のツルツル感など、みなさんの報告通りです。今では毎日これがないといられないので、出張があるときにも必ず持参しています。北原 私たち歯科医師、特に熱心に審美補綴治療をされている先生は、「補綴物に振動が強いものを当てると取れてしまうのでは?」「刺激で補綴物が傷つくのでは?」と懸念され、敬遠されている先生もいらっしゃると思うのですが、それは単なる思い込み、イメージだけで全くの間違いだと私自身が経験しました。『ハイドロソニック プロ』は、間違った手用ブラシのブラッシングよりもはるかに安全であると考えています。土屋 頬舌的よりも近遠心的な形態が歯周組織を守るということは「乳頭を守る」ということですか?桑田 そうです。生体を相手にするからには「ただかたちを作って色がきれい」だけではダメなんです。生体は色には関知しません。北原 私も審美歯科を極めようと思ったときに「色」にこだわってきた時期がありました。ある時、桑田先生にアドバイスをいただいたことに衝撃を受けました。色よりも「かたちの連続性がないと、とても違和感を感じるが、かたちの連続性があれば多少色が違っても違和感がない」ということでした。色よりもかたちを優先することを実践すると、患者さんの満足度が向上したように思います。私が少し明るいかな? 暗いかな? と思ったとしても、かたちの連続性がある方がはるかに違和感なく、美しいのです。歯周組織を守るための咬合の問題、炎症の問題を歯科医師の立場から見ているわけですが、ロンジェビティの観点から、治療計画を立案する段階でセルフケアやメインテナンス法を考慮することが重要であると実感しています。土屋 解剖学や生物学をしっかり理解していないと、清掃用具の選択やその使用法を誤り、歯周組織を守ることができません。さらに患者さんの口腔状況もセルフケアに対する認識も千差万別ですから慎重に行いたいと心掛けています。そこで患者さんにお勧めしているのが『ハイドロソニック プロ』です。最も大きな特徴は、ナイロン毛ではなくクーレンR 繊維という特殊なポリエステル製の極細い繊維が使用されています。しずく型のブラシヘッドは、ブラシ毛の長さは外側が長く、中が短くなっていて、歯冠形態や歯列の連続性であるスキャロップ形態に沿うように設計されており、作動させるとブラシ毛が寄り添うことが確認できると思います。振動数は1分間に22,000~42,000回と幅広いモードがあるので、患者さんに合わせて使っていただくことが可能です。ブラシも3種類あります。パワーブラシは少し硬め、センシティブブラシは非常に柔らなブラシ毛で、付着歯肉の薄い方や振動が苦手な方にはセンシティブブラシの使用を勧めています。シングルブラシはさらにデリケートな箇所、歯頚部、隣接面への移行部、インプラント部などピンポイントで簡単に使っていただけます。患者さんには難しいことを指導してもなかなか実践・継続していただけないので、ハイドロソニック プロの良さは「誰でも簡単に使ってもらえる」点だと考えています。桑田 私も毎日『ハイドロソニック プロ』を使っています。DPNに掲載された文献などを一通り読んハイドロソニック プロを活用する歯科医師・歯科技工士・歯科衛生士 座談会組織の健康を守るために。座談会しずく型のブラシヘッドがスキャロップに沿って、優しく入り込む。今ではハイドロソニック プロがないといられない!→→3