ブックタイトルDental Products News ハイドロソニック特集号 Vol.5
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Dental Products News ハイドロソニック特集号 Vol.5
DP0N FILE2「かゆいところに手が届く」ハイドロソニック プロの臨床CURAPROX HYDROSONIC PRO浦野歯科診療所長谷川 祥子歯科医師大阪府大阪市電動歯ブラシの有用性は近年、広く一般にも知られてきている。日常の臨床において患者から「電動歯ブラシって、やっぱりいいんですか?」と、聞かれることも多いのではないだろうか。著者自身、このように聞かれることがここ数年増えていると感じているのと、同時に、患者からは「どれを選べばよいのかわからない」という声も耳にする。もしかしたら読者の中にも、「細かい差について聞かれると、正直わからない」と感じていらっしゃる方もいるのではないだろうか。家電量販店へ行けば、値段も機能もさまざまな電動歯ブラシが並んでいる。歯科医療従事者から見ても、一見では差がわかりにくいので、患者が迷うのも無理はない。著者は、患者に電動歯ブラシを勧めるとき、基本的には「音波歯ブラシ」を勧めている。手磨きにはないメリットがある、と考えているからである。ヨシダから発売されている「ハイドロソニック プロ」の大きなメリットは、タフト型ヘッドが使用できることだと思う。一般的に電動歯ブラシのヘッドは、大きいものが多い。上顎の最遠心、矯正のワイヤー下など、ブラシを当てにくい部位が多々ある。音波歯ブラシはプラーク除去効率が高いとはいえ、歯面に当てられなければその効果は得られない。また手用のタフト型ブラシを使用してもらっても、このような部位は元々清掃しにくい部位であり、上手に汚れを落とせていない患者は多い。その点、「ハイドロソニック プロ」のシングルブラシヘッドは、タフト型ブラすか?」と聞かれた時に、自身の感想とともに情報提供ができていると考えている。ハイドロソニック プロシングルブラシヘッドシのメリットと、音波歯ブラシのメリットを両方兼ね備えていると言える。この特徴を踏まえ、「ハイドロソニックプロ」の使用が有利だと思われる患者に、実際に推奨している。具体的には、インプラント部位、叢生の部位、プラークが停滞しやすい部位である。実際に使用し、効果を実感することで、患者に「電動歯ブラシっていいんで通常の電動歯ブラシでは、隣接部の補綴物マージン部にうまく毛先が届かない。ハイドロソニック プロのタフト型のシングルブラシヘッドは、歯間部にも挿入でき、効率よく清掃できる。遠心方向から近心に向かって毛先を当てることができ、確実に清掃できる。シングルブラシヘッドなら頬粘膜も邪魔にならず挿入しやすい。同様に、最後臼歯の遠心部にも毛先を到達させづらい。ボーンアンカータイプのインプラント補綴物はインプラント間距離も異なり清掃しにくい部位である。図1 図2図3 図4図5 図69