ブックタイトルDental Products News ハイドロソニック特集号 Vol.3

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Dental Products News ハイドロソニック特集号 Vol.3

DPN FILE02CURAPROX HYDROSONIC PRO私たちが勧める「セルフケアが困難な部位」にハイドロソニックプロ高齢化社会といわれて久しい現代、日々の臨床現場でも高齢化を実感しています。10~20年前にはセルフケアがきちんとできていた患者様が、ある日突然、プラークコントロールの能力が低下し口腔内環境が変化するような症例、全身疾患に伴う口腔の変化に遭遇します。唾液分泌の減少や歯周病による歯肉退縮から根面カリエスに罹患したり、インプラント埋入箇所のセルフケア低下からインプラント周囲疾患になるなどです。それらの症例を分析してみるとトラブルを起こしやすい「リスク部位」があると思います。リスク部位1最後臼歯遠心の歯周病の進行によるルートトランク露出部位これらはコンケイブが見られることが多くプラークの除去が困難です。2下顎臼歯部のインプラント頬側部ここは角化歯肉不足からプラークコントロールが困難なことが多いです。リスク部位に対して難しいブラッシングテクニックを高齢者に強いるのではなく、容易に清掃していただくためにはどうすれば良いのでしょうか?本来、プラークは歯ブラシの毛先がしっ12※1付着の喪失と根面溝との関係3根面溝のある部位では付着の喪失を起こしやすい!12108付着の6喪失4(mm)2根面溝あり根面溝なし上顎7遠心清掃困難部位の根面溝のカリエス。4根面溝の存在により患者自身や術者が行う機械的清掃が困難になり、嫌気性菌にとって好都合な環境になり付着の喪失が大きくなる。50前歯小臼歯臼歯頬側インプラント上部構造の立ち上がりの豊隆角度が大きくブラシが当て難い。6インプラント部清掃困難による歯肉の炎症。ハイドロソニックプロシングルブラシヘッド使用により容易にブラシを当てることができ、清掃が可能になった。ハイドロソニックによるセルフケアにて炎症のコントロールが可能になった。7最後臼歯遠心辺縁歯肉付近のコンケイブに各種ブラシを位置づけ、的確に動かしプラークを除去するのは困難である。4※1クインテッセンス出版歯科衛生士2010 4月号~7月号チャレンジ!エックス線写真からどこまでイメージできますか?より引用