ブックタイトルDental Products News ハイドロソニック特集号 Vol.3

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Dental Products News ハイドロソニック特集号 Vol.3

DPN FILE01CURAPROX HYDROSONIC PRO審美修復治療におけるハイドロソニックプロの活用歯科医師阿部倫一郎院長山﨑長郎原宿デンタルオフィス東京都渋谷区開業近年、審美歯科や予防歯科に対する感心が高く、患者からクオリティの高い治療や予防処置を求められる時代へと変化してきた。我々歯科医療従事者は患者の要求に応え、それを長期的に安定させていかなければならない。そのためには変化していく口腔内に合った歯ブラシで適切な磨き方をしてもらい、それを評価していくことが必要である。筆者は使用方法、歯ブラシの毛質の選択、使用後の再評価、この3つがホームケア成功の鍵を握ると考えている。今回発売されたハイドロソニックプロは、歯科医院のみの販売であることから適切な使用法、毛質の選択を直接指導した上で使用していただけるため、不適切な使用法、選択を免れられる。また定期的に通院してもらうことで使用後の評価を共に把握し改善できる。これは患者側も我々も有益なことであろう。ハイドロソニックプロの特徴でもある1 2矯正治療中患者本体は軽く、ラバーグリップなので、滑りにくい。またボタンが1つで操作がシンプル。ブラケット間はプラークや食渣が停滞しやすい。毛先がブラケット間に入り込んでいきやすいため、ワイヤー矯正時のブラケットやマウスピース矯正時のアタッチメントを装着している矯正患者にも効果的である。3補綴治療24年経過患者センシティブブラシヘッドは、非常に柔らかい毛質である。しずく型のヘッドで歯を包み込む形状となっている。補綴治療後、加齢と共に歯肉退縮し歯根が露出するケースは珍しくない。このような露出面はプラークが溜まりやすくカリエスになりやすい。また、付着歯肉が少ないケースでは、清掃時に粘膜部に刺激を感じやすい場合もあるが、ブラシの毛が柔らかいので痛みなく磨くことが可能である。415°補綴治療患者0シングルブラシヘッドは、全リスク部位へのアプローチに活用。ポンティック部は形態的に食渣やプラークが停滞しやすい。このような部位にはシングルヘッドブラシでポンティックと支台歯の間、ポンティックと粘膜の間に毛先を入れていくと効率的に磨ける。