ブックタイトルDental Products News ハイドロソニック特集号 Vol.1

概要

Dental Products News ハイドロソニック特集号 Vol.1

非常に柔らかい毛質敏感な歯肉の方に≪センシティブ≫ブラシヘッド矯正などリスク部位へのアプローチに≪シングル≫ブラシヘッド15°010°0　音波式電動歯ブラシは、治療のステップへの手段25 年にわたって、音波式電動歯ブラシを推奨しています。歯科治療介入の目安として、基本的にはオレリーのプラークスコア20％ 以下がプロトコルとされていますが、元々ブラッシングが苦手だった結果として、重度の歯周病に罹患し歯を喪失、またはう蝕罹患しているのですから、来院をきっかけに熱心に指導を行ったとしても劇的にホームケアの上達が見込めることは少ないように思います。しかし、PCR20％以下を厳守できないと、なかなか次の治療ステップ（カリエス治療や歯周外科、インプラント手術など）に移行することはできません。PCR 値を早期に20％以下とし次のステップに進む手段、それが音波式電動歯ブラシです。　『ハイドロソニック プロ』は独自の特長を持つ『　ハ　イドロソニックプロ』は、クーレンR繊維の歯ブラシ毛を採用し、外側が長く、中が一段短くなっているため、1 本の歯を包み込み、毛先が隅角部にしっかりと入り込むことが実感できます。パワーも7 段階ありますので、その方に合わせた選択ができる点で有効だと思います。例えば、付着歯肉が薄い方や、知覚過敏症状のある方、強い振動が苦手という方には、「センシティブブラシ」と「低パワーモード（1 または2 モード）」の組み合わせが良いようです。またシングルブラシヘッドも同様のクーレンR繊維を採用し、ブラシに15 度の角度が付いているため、最後臼歯遠心部までしっかりアクセスできると実感しています。　継続した健康の維持のために当院では歯周精密検査、CT、口腔内写真で患者さんの口腔内の状況を客観的に指導したうえで、細菌コントロールの重要性をお伝えしています。あくまでも音波式電動歯ブラシの使用推奨は治療の一環です。治療期間を短期とし、確実な治療を行い、長期にわたって安定した口腔の健康を維持させるために欠かせないものであると認識しています。音波式電動歯ブラシは、治療の一環であると認識しています高橋徹次歯科診療室/ 北海道釧路市開業　高橋 徹次先生CURAPROX HYDROSONIC PROしずく型のヘッド、外側が長く・内側が短い植毛が1 本の歯を包み込みます。