ブックタイトルDental Products News 特別号Vol.9

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概要

Dental Products News 特別号Vol.9

「人を良くする」と書いて「食」。「人を良くする事」と書いて「食事」。多忙でストレス過多の時代、「ゆっくり時間をかけて料理をし、ゆっくりと時間をかけて食事をする」ことが難しいことが、さまざまな現代病や精神的セルフコントロールの難しさにつながっているのは、日本だけではありません。美味しいと感じる料理が、身体に良いとも限りません。食に関する、正しい知識を理解することで、口腔の大切さを違った視点から認識していただければと思います。生活習慣病の原因痺させ中毒性がある砂糖たくさん使えばいい。とてつもなく美味しくなる。され食欲が増す。同じ。また炭水化物が欲しくなる。ものではない砂糖塩油脂酒タバコ砂糖、塩を順番に入れることがこの国の病気を増やしてるのでは?せ、また食べたいと思わせるには「砂け。しかし、脳にも、精神的にも、図3酒やタバコが生活習慣病の原因となることはどなたも認識があるでしょう。砂糖・塩・油脂の過剰な摂取もその原因となるのです。ミン酸イノシン酸うま味コハク酸図7砂糖・塩が少ない料理は、脳が味覚を探すようになるため、無意識に良く噛むようになります。そのため唾液の分泌も促進され、心身共に健康で、穏やかに健康になっていくのです。味は1970年に池田菊苗先生(東京帝)が発見し、現在では「UMAMI」て国際的に認知されています。写真は、第9回DNA特別講演会ランチとして提供されました。味とは、「口」の「未来」。味を学ぶということは未来を作るということ。味覚は感性「センス」であると考えてUMAMI(昆布・鰹節・チーズ・貝・トマトにはUMAMIがたっぷり)図6「うま味」はダウナー系のため、気持ちをリラックスさせ、満足感が得られる効果があります。食事の量、塩砂糖を使わない(または少量でも)十分に満腹感を得られ、料理の美味しさを十分に感じる作用があります。います。その感性は、口腔がなければ成り立ちません。健全な社会、健全な人づくりに「食」と「口腔」が重要と考えています。