ブックタイトルDental Products News 特別号Vol.9

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概要

Dental Products News 特別号Vol.9

DNA08骨再生のメカ二ズムDNA9Stimulation of bone formation by laser irradiation ?レーザー照射することで、骨細胞と骨芽細胞に刺激を伝える。刺激の伝達にLef-1が関与し、Wntシグナルに作用し、骨再生を促進する。これが骨形成のメカニズムである。BeforeAfterメラニン色素除去をCo2レーザーで行った症例。歯槽骨の増大が見て取れる。DNA10半導体レーザーの骨再生の可能性実験OPELASER FilioLaser irradiation2W OVX Control 2W OVX Laser 4W OVX Control 4W OVX LaserTitaniumimplantWavelength: 808nmOut put power: 2W, CWTibiaDNA11骨再生の実験結果DNA12レーザー照射を組織再生に応用する為にはターゲットとなる組織や期間がどこに存在するか?Removal torque(N cm)21.81.61.41.210.80.60.40.20OVX(2w)Cont Laserラットの大腿骨に半導体レーザーを照射して骨再生を見ると、オッセオインテグレーションが早いことがわかった。CO2(10.6μm)H-EHSP60H-EHSP60Diode(0.808μm)表面吸収型レーザー炭酸ガスレーザー深部到達型レーザー半導体レーザー表皮層真皮層皮下組織Co2レーザーと半導体レーザーはそれぞれ異なる波長のため、作用する深度が異なることを理解する。骨へ直接照射するような場合はCo2レーザー、表層から骨再生を期待したい場合には半導体レーザーが適している。DNA13レーザーを臨床に活用するレーザー照射が骨代謝に作用し、インプラント周囲の骨形成を刺激し、骨の形態を整えることができる。DNA14レーザーを臨床に活用する15DNAレーザー治療の禁忌初診時6ヶ月12ヶ月レーザー、エムドゲイン、MTAセメントの併用で、歯根未完成歯の根尖も成長を促すことができる。レーザーは細胞を活性化させ、増殖を促す作用があるため、がん細胞への照射は禁忌である。歯科において何よりも、天然歯を保存することの重要性、噛むことの素晴らしさを実感し、それを守り、促進することができる歯科医療は素晴らしいと思います。レーザー治療がその一役を担える治療であることやレ-ザーのエピジェネティックスへの作用など解明される日も近いと考えています。