ブックタイトルDental Products News 特別号
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Dental Products News 特別号
CASE 3 ?言った通りにしてくれない/不潔、汚い(PCできない)/臭い(P臭が強い)聴く耳を持たせる“魔法の言葉”を使おう!「とても大切な話」「残念なこと」「気づかれていると思いますが」と前置きをしてから、歯科の話をすることで、患者さんは耳を傾けてくださいます。いきなり話を始めるのではなく、「前置き」がとても大切です。とても残念なことをお伝えしなければなりません今からあなたにとってとても大切な話をします重度の歯周病に罹患し、きちんと奥歯で噛んでいないため、前歯をいくら治しても再び悪くなる可能性が高いことを伝えます。重度の歯周病で、骨が失われており、放置しておくといずれは義歯にならざるを得ません。口臭がかなりきついことをお気づきだと思いますが…ご自分で気づかれていますでしょう?(自身が気づいていることを前提とした話し方)CASE 4 ?痛みを訴えるスケーリング時に痛みを感じさせない“心理作戦”作戦1絶対に「痛い」ですか?を言わない患者さんが痛みがあるかもしれないことは頬粘膜・舌・口唇などの緊張から察し、恐怖心をあおる「痛い」などの言葉かけをしないようにしましょう。作戦2作戦3今から7分間(端数が良い)機械を使います一体、いつまで我慢すれば良いの?という気持ちが恐怖心を増幅させます。おおよその施術時間を伝えることで、患者さんは我慢することができるのです。スケーリングはランダムに行う例えば、下顎前歯スケーリング中に痛みを感じていることを察したら、直ちに止めて違う場所のスケーリングを行います。規則性を持たせたり、痛みがあるのに継続すると患者は「スケーリング=痛み」という図式が記憶に残ります。患者さんとの信頼関係を構築するためには、まずは患者さんに共感し、自身が患者さんに寄り添うことが大切です。是非、患者さんの言葉、表情・態度に注意をしてみてください。あなたの「患者さんの健康を願う気持ち」がきっと届くはず。07