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概要

Dental Products News 特別号

得意な患者さんVS苦手な患者さん土屋和子歯科衛生士/日本歯科医療人育成協会設立理事/(株)スマイルケア代表取締役一生懸命に説明しても一向に理解を示してくれない。相変わらずプラークがべったりで歯と歯の間には食べ物が…そんな思い通りにならない苦手な患者さんがいませんか?そこには3つの秘訣があります。デンタルNLP Rのスキルで解決しましょう。得意な患者さん苦手な患者さん●話をよく聞いてくれる●いつも笑顔●態度が大柄●無視される●上から目線で威圧的●言った通りにしてくれる●清潔●馬鹿にされているように感じる●いろんな話をしてくれる●時間を守ってくれる●不愛想●言った通りにしてくれない●お礼や挨拶を欠かさない●痛みを訴える●不潔、汚い(PCできない)●時間を守らない●話を聞いているかどうか?●臭い(P臭が強い)得意な患者さんと苦手な患者さんについて歯科衛生士さんにアンケートすると上記のような結果となりました。みなさんはいかがでしょう?得意な患者さんとは「私」が満たされている方、苦手な患者さんとは「私」が満たされていない方のことを指し、主体は「私」ではないですか?「患者さん」を主体とした場合、これまでと違ったアプローチ方法があるかもしれません。患者さんを主体とした時のアプローチ方法をご紹介しましょう。CASE 1 ?無視される/不愛想/話を聞いているかどうか?ミラーリング&ペーシングをしよう!相手と同じような「表情」「格好」を、あなた自身が鏡となって真似してみてください(ミラーリング)。「話すスピード」「声の高低」など、相手と「ペース」を合わせみましょう。「あれっ?今まで無愛想で、話を一向に聞いてくれない方が少し反応してくれた!」と思うはずです。※寡黙な方にはなんとかして話をしてもらおうと躍起になる必要はありません。CASE 2 ?上から目線で威圧的/態度が大柄/馬鹿にされているように感じる私はプロフェッショナルか?プロになるチャンス!「上から目線で威圧的」な患者さんに遭遇したら、一歩引いてしまいますね。あなたが「プロフェッショナルかどうか」を見定めているかもしれません。そんな時は良いチャンス!!あなたの豊富な知識と的確な対応、スケーリングテクニックなどで相手を納得させましょう。06