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概要

DPN CAMBRA特集号Vol.1

広がるCAMBRARトータルソリューションで活用するCAMBRAR明海大学歯学部 機能保存回復学講座 オーラル・リハビリテーション学分野 教授PDI東京歯科診療所 所長 松田 哲先生大学の講座だけではなく、より広く臨床の場でも活用したいとCAMBRAR をPDI 東京診療所にも導入しています。CRA フォームに則り検査を行い、リスクに応じた処置・ホームケア製品を処方する方法はCAMBRAR の原則です。当病院ではさらに視覚的にご理解いただくために、細菌の様子が判る『ミルキン』や『ネクストビジョン』で口腔内を静止画・動画で撮影しCRA フォームと合わせて活用しています。これらの結果に衝撃や関心を持ち、劇的に行動変容される方も大勢いらっしゃいます。そのような方は、熱心にブラッシングをしすぎてしまう傾向があるので、歯や歯肉を傷つけにくくプラークの除去率の高い『クラプロックス歯ブラシ』を推奨しています。またスポーツドリンクの飲用や食事回数が多い方(飲食関連の方やアスリートら)には口腔を素早く中性に戻す洗口液『ピュリフレッシュ ドス リカルケア』が適しています。さらにはCAMBRAR は、パーソナルで正しい情報を患者さんに届け、より健康になってもらうためのものです。『エクシードCs プレミアム』ユニットを導入しトータルソリューションとして、治療とは違う、快適でリラックスできる診療空間で予防意識・健康認識を深めてもらいたいと考えています。松本歯科大学 歯科矯正学講座准教授 川原 良美先生/衛生士長 西窪 結香歯科衛生士/矯正歯科衛生士チーフ 阪西 あい歯科衛生士歯科衛生士のやりがいにもなっているCAMBRAR「歯科医師・歯科衛生士のスタッフ全員が同じ基準でう蝕リスクを評価し、実施できる」「患者さんが理解しやすい」が簡単にシステム化できるのがCAMBRAR です。う蝕感受性や歯科矯正の方法は患者さんによってそれぞれ違いますから、その方のう蝕リスクに応じたパーソナルなブラッシング、食事、生活習慣への指導を行うことが、「審美・機能・安定性を目的とする歯科矯正治療」にとって重要です。当講座では現在、永久歯列期の歯科矯正治療患者さん全員にCAMBRAR を推奨しています。スタッフへの導入が平易なCAMBRAR の特徴を活かして、歯科衛生士が中心となって積極的に患者さんに指導を行っており、歯科衛生士の仕事への満足度、スキルアップ、また患者さんとの緊密なコミュニケーションにも繋がっています。今後、口腔細菌数などの口腔衛生環境のコントロールがますます重要視される中で、CAMBRAR は重要なう蝕予防ツールになると考えています。11