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概要

Dental Products News240

白いインサイザルテーブルと黒い上顎付着用テーブル咬合器には必ず切歯ピンが止まるインサイザルテーブルが付いており、デナーマークⅡ咬合器では白い色のテーブルがそれである。それとは別に上顎模型付着用の黒いテーブルがあるが、これはフェイスボウトランスファーの際バイトフォークを固定する。フェイスボウから外して、この黒いテーブルに固定して上顎模型を付着する。黒い上顎模型付着用テーブルの使用上顎模型付着の際、丸いバーの先が一部平らに削られているが、黒い付着テーブルにある穴にも一部平らになっているところがあり、この平ら部分を合わせるようセットし、ねじを締める。ここにセットしたバイトフォークの位置は、頭の骨に対する上顎歯列の位置なので、模型の前後、上下位置、左右的偏位の度合いなどが理解できる。マウンティングレベラーの使用バイトフォークに模型を乗せる際、特にストーンは重いので、しかも模型とマウンティングプレートとの間にもストーンを注ぎ固めるのでもっと重くなる。重ければバイトフォークがたわんでゆがむだろう。そこで模型を乗せる前にその下にマウンティングレベラーを置き、バイトフォークとの間を3~4mm開け、スラリーウォーターで練ったストーンで固めておくと良い。図10この垂直バーは丸でなく一部が平らになってかまぼこ型をしている。図11この垂直バーを付着用黒テーブルのかまぼこ型の穴に合わせて差し込む。図12かまぼこ型の穴に入れネジを締めれば咬合器に対する模型の位置は決まる。図13バイトフォークをセットした状態。図14このとき前方ピンの高さは必ず0設定になっていることを確認する。図15上顎模型付着時バイトフォークに上顎模型を載せると重さで沈む。そこで必ず使うマウンティングレベラー。図16バイトフォーク下面とマウンティングレベラーとの間を4 ~ 5 mm開けてセットしその隙間にスラリーウォーターで練ったストーンを絡め固める。図17硬化したら模型を乗せてストーンで上顎模型付着。図18デナー・マークⅡ咬合器に付着された上顎模型。フェイスボウを使って付着しているのでこの模型はずいぶん右寄りに付着されている。Dental Products News 240 27