ブックタイトルDental Products News240

概要

Dental Products News240

高水準の歯周病・インプラント治療を目指して最新機器の導入を行いました。大学卒業後12年間、船越歯科歯周病研究所船越栄次先生より薫陶を受け、2019年12月博多駅近くの現地にて居抜き開業しました。第三者継承ではありますが前医の先生が週に数日、現在も診療をなさっていますので、前医の先生が使い慣れたユニット1台はそのまま残し、老朽化した設備機器を入れ替え、内装の一部をリニューアルしました。患者さんの口腔の「これから」を重視した未来を見据えた治療を行いたいと考え、その実現のために新しく、ユニット『エクシードＣｓ（シェーズ）』2台、デジタルマイクロスコープ『ネクストビジョン』、歯科用CTには新製品の『パノーラA１』を導入しました。独立し、初めて経営を行っていくのは不安やストレスが大きいものです。勤務先の雰囲気を取り入れつつ、使い慣れていて、信頼性のあるユニットを導入することで、ストレスなくスムーズな診療が行えるのではないかと考え『エクシードCs』を導入しました。また、これまで歯科用CT『ファインキューブ』による診査・診断は、特に再生療法・インプラント治療の治療計画において最も重要な資料として位置づけてきましたので、CTに求めたのは『ファインキューブ』と同様の画質と操作性です。今回導入した『パノーラA1』は、解像度の高さはもちろんですが、φ117.4×96mmと撮影範囲が大きく、操作・患者の位置づけもシンプルで開業時にも導入しやすい、より進化したCTであると実感しています。開業した直後からコロナ禍となったことで、アポイントなどを工夫しながら密にならない診療が続いていますが、このような時代だからこそ、将来的には患者さんや仲間・後輩が大勢集まるにぎやかな医院になることを願っています。●?●?●??『ネクストビジョン』は4K画質で80倍まで拡大が可能。歯周治療はもとより、さまざまな症例で活用している。?診療のストレスを軽減したいから使い慣れていて信頼性の高いユニット『エクシードCs』を導入した。診療室は明るく、清潔感を第一とし、床の張り替えを行った。??『パノーラA1』は、コンパクト設計なためレントゲン室を拡張することなく導入できた。?カウンセリングルーム?受付や待合室は居抜きのままだが、シックで落ち着きのある待合室で患者さんにリラックスいただける空間となっている。設置機器リストエクシードCs２台●?歯科用CTパノーラA1ネクストビジョンハイスピードスチーマー洗口コーナーパナソニック自動洗浄機受付待合室CT室カウンセリングルーム機械室準備室スタッフルーム院長室●?Dental Products News 240 23