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概要

Dental Products News239

患者さんの快適性術者が診療しやすい正しいユニットの使い方2ちょっとした安頭台のセッティングが実はとても重要!開口が楽にでき、しかも術者も診療しやすい!「お口を大きく開けられますか~?」そんな言葉がけしていませんか?私たちが見にくいと思う時、実は患者さんは頑張って口を開けているのです。ヨシダのユニットは頸椎で支えるように設計されており患者さんは自然に開口でき、しかも私たち術者も診やすい。安頭台のセッティングがとても重要なのです。銀座並木通りさゆみ矯正歯科デンタルクリニック81坂本紗有見NG安頭台は後頭部の位置にあわせていませんか?よく見られる安頭台の位置付けはこんな感じでしょうか?安頭台が後頭部を支えています。これでは患者さんは開口しにくく、術者も診療しにくいのです。実はヨシダユニットの安頭台は「首」で合わせて支える「ネックレスト」なのです。背板を倒す前に安頭台を緩めて、首にフィットするように少し低めにざっくり合わせます。そうすると安頭台が頸椎を支えるように自然にセッティングされます。首で支えると自然に大きな開口ができます。安頭台の角度がポイント人工呼吸の時の「気道確保」は顎を少し上に上げますよね?ヨシダの安頭台は、「気道確保」の状態と同様に首を維持できるため口が開けやすいのです。術者も口腔全体を診ることができ、覗き込むような姿勢が少なくなります。患者さん、術者とも体への負担が軽減できます。*首周りが判るよう、エプロンをせずに撮影しています。次回は感染予防の観点からみたバキュームテクニックをご紹介します。