ブックタイトルDental Products News239
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Dental Products News239
デナー咬合器の左右的真ん中は?咬合器自体の真ん中を知ることも重要なことである。デナー咬合器では咬合器の真後ろにあるセントリックラッチをかけることによって、簡単に咬合器自体の中心を固定することができる。このことは臨床上、大変大切なことであるが、このようなこともデナー・マークⅡ咬合器の大きな特徴であり、素晴らしい点なのである。咬合器の横ブレは簡単になおそう最初にセントリックラッチを外して咬合器をフリーな状態にし、横ブレの有無を確認する。少しでもブレを感じたら、まず出発点の修正が必要である。左右のメディアウォールのネジを緩め顆頭球と内壁をフリーにする。そこでセントリックラッチを掛け、咬合器のセンターを与える。内壁を顆頭球におし付けたまま、ネジを締めたら終了。初期設定をして確認してから咬合器を使うどんなに高級な発想や内容でも、この初期設定を確認して咬合器の出発点をカッチリとしっかりとブレのないものにしておかなければ、咬合器に付着して行った仕事、診査からクラウンブリッジ、デンチャーに至るまですべては、臨床的にまったく意味のないものになってしまう。咬合器は使うもので、咬合器に振り回されてはいけない。図10その際親指の腹全体でしっかり固定しながら動かすことが大切!図11ねじを締めるときは親指の腹全体で固定したままギュッと締める。図12固定された左右の目盛を読むと、必ずしも“0”ではないことに注目!(0に合わせてはいけない)図13初期設定終了後、セントリックラッチを解除して左右へのズレがなく、カッチリしていることを確認する。図14切歯ピンを“0”に合わせたら、初期設定終了。いつでも咬合器操作を始められる。図15マウンティングプレートにはあらかじめストーンとの分離材をスプレーしておく。図16咬合器に付けるときは、ネジを最後までギューッと締めることが大切!図17ここで再びストーンとの分離材を咬合器にもスプレーをかけておく。図18さー!いつでも模型付着O Kですよ!Dental Products News 239 27