ブックタイトルDental Products News238
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Dental Products News238
図1 図2図9図4図7図6図3図5図8炭酸ガスレーザー オペレーザーPROプラス全顎インプラント治療における炭酸ガスレーザーの有用性中山 一久 下尾 嘉昭 マロ・クリニック/東京都中央区開業我々は、All-on-4Rconceptに基づいた治療において、プロビジョナルレストレーション装着期間の粘膜調整時に、レーザーを併用し簡便で良好な経過を得ている。現在歯科治療で使用されているレーザーは用途により多種存在するが、この粘膜調整時に主に使用しているのが、炭酸ガスレーザー(ヨシダ製 オペレーザーPROプラス)である(図1)。今回は、我々が行っている炭酸ガスレーザーを併用した粘膜形態調整法を示す。All-on-4Rの補綴において重要と考えているのが、良好な予後が得られるようにメインテナンスが行いやすい上部構造形態にすることである。それには最終補綴装置製作以前に行う、プロビジョナルレストレーションおよび粘膜の調整が必要と全顎インプラント治療における炭酸ガスレーザーの有用性粘膜形態の調整当院で使用している炭酸ガスレーザー。オペレーザーPROプラス。術前。正面観。全顎的に残存歯は動揺している。ベベルを付与。清掃しやすい形態に調整。リラインおよび増歯後。粘膜調整後。平坦で単純化した粘膜形態。粘膜調整前。凹凸した粘膜形態。術後(翌日)。上下顎All-on-4Rstandardプロビジョナルレストレーション装着後。最終補綴装置装着後。粘膜形態調整後。平坦なプロビジョナルレストレーションの基底面形態。24 D e n t a l P r o d u c t s N e w s 2 3 8