ブックタイトルDental Products News238
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Dental Products News238
軟組織移植術1 ドナーサイトへの応用軟組織移植術2軟組織移植術3図14図17図8図12図10図11 図13図15図18図16図19図9ドナーサイト。移植組織採取前。角化粘膜獲得のため軟組織移植術を行う(レシピエントサイト)。下顎インプラント治療の角化粘膜を獲得するために軟組織移植術を行う。ドナーサイト採取後は、止血を目的としてヘムコンデンタル ドレッシングを使用する。術後2日の抜糸後。2日後。この程度創面が治っていれば、食事にも支障がなく、柔らかめの歯ブラシでのブラッシングを開始してもらうこともできる。8日後。治癒が早いため義歯装着が可能となる期間も短く、患者の負担も少ない。キトサンの正電荷(プラスチャージ)。ヘムコン デンタル ドレッシングの原料は、脱アセチル化度78?97%のキトサンの酢酸塩の凍結乾燥圧縮スポンジのため、粘膜粘着性が大きく、体液に対する溶解性・粘膜炎症性が低いという特徴を持つ。止血を目的に、ヘムコンの両サイドは単純縫合し、間は懸垂縫合で抑えるように軽く留める。事前にレシピエントサイトの大きさを計測する。鋭利なメスで必要な量のみ採取する。脂肪層は不要なため必要以上に深く採取する必要はない。2日後 止血後ヘムコンは除去を行うことが基本となっているが、ゼリー状になり除去できない場合は無理に除去しない。術後2?3日で抜糸が望ましい。これ以上になると創面の上皮化のため抜糸が困難になる。移植組織取得後は、創面保護を目的にヘムコンデンタルドレッシングを使用。ヘムコン デンタル ドレッシングは血液を含むと膨張するためレシピエントサイトよりも若干小さめのサイズ(8割程度)とすること。D e n t a l P r o d u c t s N e w s 238 11