ブックタイトルDental Products News237

概要

Dental Products News237

図1図7図4図10図5図11図6図12図2図8図3図9マイクロスコープ＆サブソニックシステム ユリ?の活用生涯にわたって患者さんをサポートするために当院で実践していること井村 恭子 歯科衛生士　中山 隆司　医療法人恵翔会 なかやま歯科／大阪府大阪市開業患者さんをサポートすることが歯科衛生士の役割患者さんの主訴はさまざまで、その原因はブラッシングの仕方、歯並び、食・生活習慣、遺伝など、さまざまな要因が考えられます。当院では、この原因を的確に把握し、患者さんと共有し、EBMに基づいた治療を提案しています。また治療開始時から生涯にわたって、患者さんお一人おひとりに合わせてしっかりとサポートすることが私たち歯科衛生士が大切にすることだと考えています。マイクロスコープを用いたメインテナンスより患者さんと寄り添い、より精度の高い治療を行うために当院で実施していることがマイクロスコープを活用したメインテナンスです。無駄な刺激や傷をあたえることなく精細なメインテナンスを行え、従来以上に見落としや痛みを低減できます。また、拡大した患部の映像を患者さんと一緒に確認できるため、患者さんのモチベーション維持やメインテナンスの必要性などを視覚的にアプローチすることができます。無駄な刺激や傷をあたえないメインテナンス心地良く、痛みがないメインテナンスは継続した定期メインテナンスにつながります。『ユリー』はハンドル、ブラシやネック部分がコンパクトなので、取り回しがしやすく、歯に当たることもないので、患者さんの不快感がありません。また軽いタッチで確実にプラーク除去ができるため、当院のメインテンスには欠かせません。また、プラーク除去以外にもさまざまな症例において活用することができます。今回は、当院でのマイクロスコープを併用したメインテナンスを中心に、ユリ?の活用法を提示させていただきます。歯科衛生士もマイクロスコープを用いてメインテナンスを行っている。ユリーを用いてクリーニングを行う。ブラシは4種類。当院では主にF・Ｍブラシ小を活用している。ユリーは毛先が細く先端も小さいので隣接面のプラーク除去には非常に有効である。サブソニックシステム　ユリ?。症例1： ２ヶ月に１回、定期メインテナン 症例2： 染色後。スの６０代の患者さん。プロフィーカップにてP M T C仕上げを行う。サブソニック振動によって小さな泡が発生し、プラークを効率的に除去できる。ユリーの使用。AGC 3-UNIT BRIDGEをリムーバーにて外した後。マイクロスコープを用いて患者さんに説明を行う。Fブラシ小 大小 大Mブラシ28 D e n t a l P r o d u c t s N e w s 2 3 7