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概要

Dental Products News237

図52 半導体レーザー オペレーザーフィリオ図48 マイクロスコープ アレグラ図49 ルーティーとエンドダイヤバー図50 器械的根管洗浄アップ:サリーの応用図51 JUSTY3.5 アピカルロケ?ター図47 歯の中心を見極め拡大・形成の終末を予知する推奨する。一見簡単に見える直線的な根管にも落とし穴は存在する。内壁の拡大不足からくる起炎物質の取り残しが、1番に考えられる。なぜなら、処置開始からファイルやリーマーの太めのサイズが楽に根尖端付近に届くことが多いと考えられるためである。根管内壁の拡大を振り返らずにファイルやリーマーが届くことで拡大と形成が終了したと思いこみ、その流れのままに根管充填に進んでしまいがちであると推測される。このようなケースに効果的に効率良く使用可能なものが、エンド用に開発されたタービン「スーパーロードL」である。「スーパーロードL」は、低速にて低トルクを実現したタービンであり、特に象牙質の安全な切削を考慮して作成されており、それに合せて、直線的な根管拡大専用に開発されたエンド用のダイヤモンドバーを使用することで、取り残しの内壁拡大を効率よく行なえるメリットがある。「スーパーロードL」を使用し、先端の一部分にダイヤモンドを付与せずにセーフティーチップとし、また、回転しているダイヤ部も指の腹で触れたとしても支障のない程度の安全性を確保している。エンドダイヤモンドバーでの拡大使用目的として、・髄角の効果的削除・内壁のテーパーの付与3. エンド用タービンを用いた直線的拡大殺菌効果を期待する場合は少し通常よりあげて使用する。パワーは、根尖病変の大きな症例では、通常のモードを変えて蒸散 3 5 . 0 W  C W  R E P 2 5 / 1 0 0  にする。マイクロスコープアレグラ下で行う根管拡大外形設定は、最大にして最小を可能とした随室開口をCTとデンタルX線写真から得た情報に従い、起炎物質の取り残しのない状態を確認しながら遂行することは大きなメリットを生んでくれる。ジャスティ3.5 アピカルロケ?ターは、随時に使用して作業長の変化、根尖端の吸収、穿孔、根尖破壊などが、起きていないかどうかを確認しながら拡大・形成を進めて行き、トラブルを軽減する。マイクロスコープ下で行う起炎物質除去に際して、取り残しのない状態を遂行する場合にエアータービンなどでの切削過剰が疑われる場合、ルーティーと言った可聴域振動装置にエンドダイヤバーを装備して行うと安全である。CT画像の水平断面から近遠心側の歯髄状態を確認し、均等な歯質の厚みを計測する。歯の中心を見極め拡大・形成の終末を予知しておきマイクロスコープ下にて軸中心を意識してアクセスオープニングから根管拡大・形成に外形設定する。先端の振れが少ないため、根管内壁の変形などが少なく、ニッケルチタン製のファイルを応用することにより、弯曲根管にも対応可能、通常K3#15/04テーパーを使用している。20 D e n t a l P r o d u c t s N e w s 2 3 7