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概要

Dental Products News236

歯科用CTトロフィーパンスープリーム3D健康寿命延伸に向けた歯科医療の未来口腔周囲組織の診断と経時的変化の把握脇田雅文わきた歯科医院/神奈川県海老名市開業/日本大学松戸歯学部臨床教授図1当院3台目歯科用CTスープリーム3D図2位置づけで気を付けること図3-1FMAと舌骨の位置スローン→ファインキューブ→スープリーム3Dと、当院では3台目のCTとなった。顔面の正中と床が垂直に交わるFH(フランクフルト)平面が、床と平行になるように最初の位置づけをしっかりと行う。最初の位置づけは記憶されるので、今後の計測の基準に大きくかかわるので注意すること。位置付けのアクリル板は医院にて製作FMA(Furankfort mandibular angle:下顎下縁平面とFH(フランクフルト)平面のなす角度)および舌骨の位置。舌骨の三次元的位置(h)Mentonの位置(Me)を把握する。図3-2舌骨の位置図4顎関節すこし下からあおって撮影すると舌骨の3次元的位置(h)が明確に判る。CT画像は立体的に撮影されて、簡単に見る方向の変更と拡大縮小ができて、患者さんの視覚に訴える影響が大きい。図5軟組織が把握できるCT矢状面による診断1下顎の位置FH(フランクフルト)平面と下顎下縁平面のなす角度参考:図2、図3?12舌骨頭蓋の基準点から舌骨の基準点(下顎骨は、顎舌骨筋を介して舌骨と連絡、舌骨は、中咽頭収縮筋の起始部)3上咽頭の形や面積4中咽頭の形(特に前後径や面積)(口蓋骨の高さ、咬合平面相当部の高さ、舌背と舌根境界相当部の高さ、咽頭口蓋谷最深部の高さの把握が可能)5喉頭蓋、喉頭蓋谷(特に喉頭蓋谷の最下点)軟組織が把握できるCTで、補綴物装着前・装着後の変化、年齢による違い、長期的な口腔周囲筋のトレーニングを行うことによる変化、嚥下力、誤嚥のリスク等を回避するにはどうしたらよいのか、観察して今後の診断に役立てることができる。歯科治療の有用性が明確に提示できる可能性が開かれている。6Dental Products News 236