ブックタイトルDental Products News236
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Dental Products News236
図15ファインキューブによる診断図16右側に水泡ができていて治らない痛い炎症は上顎洞にまで及んでおり広範囲である。初診時ガッタパーチャポイントをサイナストラクトから挿入し、当該歯を確認。消炎処置を行い、歯根破折のため、後日、抜歯した。図17蒸散照射モード選択症例4図18蒸散照射モード選択症例4症例54歳男性・主訴:左上の奥歯に膿が溜まっているので処置が必要と言われた。・全身所見:特記事項無し。切開12.0W CW CONTサイナストラクト上皮を、切開する場合根尖病変歯においてあまり炎症が少ない症例は、蒸散照射モードの蒸散1を使用する。サイナストラクト上皮を切開してガッタパーチャポイントを挿入し、当該部を確認し、処置を行う切開モード1を追加する。図19サイナストラクトを確認図20術前と術後デンタルX線写真サイナストラクト上皮を切開してガッタパーチャポイントを挿入し第二小臼歯と第一大臼歯の間を示した。図21蒸散照射モード選択症例5第二小臼歯の根管充填後と第一大臼歯も含む3年経過時。安定している。図22症例5蒸散3→1+5使用ケース術前と10ヶ月経過時症例51歳女性・主訴:右下の奥歯の歯肉に水泡ができて痛む。・患歯の既往歴:根管治療では治らないので抜歯予定。・全身所見:特記事項無し。根尖端部への照射を考え、根管長から得た根尖部1mmアンダー付近からチップ先端を引き抜きながら小さく上下に0.5mm/秒を目安とし引き抜く速度を遅くして使用(1根管に対して5秒かけて引き上げることを2回行う)。基本は、蒸散3で処置をおこなうが、患者が痛みを訴える場合は、薬液洗浄と弱めの蒸散1で処置し、痛みが軽減した場合は、メモリーAを使用して照射の変更も有効。4あとがき半導体レーザーを応用する目的は、根管内処置の向上と今までとは違うサイナストラクトへの対応を可能とすることを期待している。Dental Products News 236