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概要

Dental Products News235

D r.K OJIMA’S VoiceVol. 11根管形成が終わったあとは象牙質全体消毒小嶋壽東京都中央区開業根管に綿栓ではなく入り口に綿球を詰める根管形成が終わり、根尖付近の規格形成までが終了した後は、入り口から根尖までが良く見えるようになるので、マイクロスコープ下で観察し易い。そうすると、前回良く洗って乾燥しているにもかかわらず浸出液や排膿が見える。根管内に綿栓を入れると排膿の様子が解らないので、入り口に綿球を置くだけにしたいものだ。次回の様子は、綿球を外せばすぐ解る!綿栓を除去しても根管内の様子は解らない。ましてや綿栓に薬品等を含ませて根管内に入れたのでは、次回何も解らない。その時その時の、根管内の様子が知りたいのである。そのためには根管内の様子が次回のときにも、はっきり把握できなければならない。そのため綿栓や薬を使うのではなく、入り口に綿球を置くだけである。次回、綿球を外してマイクロスコープで根管内を診る次回根管口に詰めた綿球を外してすぐ、マイクロスコープで根管内を見て、排膿の状態を確認する。有髄、無髄を問わず根管形成の終わった歯からは、多かれ少なかれ必ず排膿がみられる。これを、イオン導入でやっつけていくのである。薄い排膿かドロドロした濃い排膿か、たっぷり出ているか根尖付近だけかなどをマイクロスコープで見る。図1ウエーブピクトは口腔内の様子を記録しておくことができる図2その時々の様子の違いを撮り、残しておく図3口腔内の様子もマイクロスコープではっきり!図4肉眼では見えない根管内もマイクロスコープでははっきり解る図5根管長測定ではジャスティ3.5を使って正確に、明瞭に!図6根管長測定器は作業長だけでなく、根尖を抜けない太さのファイルで根尖幅も測る図7イオン導入にはナルコーム社のパイオキュアーで優しく安全に!図8パイオキュアーは5 0 0μAまでの電流量なので、とても安心図9イオン導入を行う26Dental Products News 235