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概要

Dental Products News234

より健康であるために患者さんをどう導くか?座談会りの360日は患者さんのセルフケアに頼るわけですから、やはり「教育」が重要なのだと思います。歯科医院は歯磨きの仕方をきちんと、銀座並木通りさゆみ矯正歯科デンタルクリニック81ではリンガル矯正の方には全員クラプロックス歯ブラシを使用してもらっています。楽しく教えてもらえる場所として認識できれば、歯科医院が継続した教育に携っていくことができると思います。菅原医科の場合、いきなり手術室に連れて行かれることはありません。まずは聴診器で診て、血液検査をし、投薬があってと段階があったうえでの手てもらい、それを使ってまず私たちがています。術なのです。ブラッシングして差し上げます。理由坂本プロフェッショナルケア中にセル反面、歯科の場合はいきなり探針で突かれたり、歯石除去やう蝕を削られたりといきなり手術室に連れていかれているようなものです。これが「歯科は痛い、行きたくない」というイメージにつながっているように思います。唯一、痛みがなく内科的なものが、は、いつも使っている歯ブラシですから、ブラッシング圧や当て方、ブラッシング後の感触がご自身のやり方とは全く異なることを実感していただけるからです。そのうえで、やっぱりここは歯間ブラシがないと難しいだろうね。フロスを通しフケアの重要性を伝えながら教育するようにしています。例えばクリーニング中に、歯周病とは「出血してくる」「口臭の原因」「日本人の80%がかかっている」など、結果的に「予防が一番お金がかからない」という情報を「毎回」伝えます。TBIだと思います。た方が良さそうね、などと提案していセオドラ染め出しなどによるその場まずは自分のブラッシングが正しくないことを知ってもらい、「ペインレス」で初回を終了することが重要なのです。ます。このステップを踏んだうえで治療に入るようにしており、いきなり染め出しをする、スケーリングをするなどといのインパクトも大切ですが、ホームケアはモチベーション維持が大切だと思います。例えばクラプロックスの歯間ブラ坂本私も同感です。当院では患者さうことはありません。シはとても素晴らしいシステムですが、んが日頃使っている歯ブラシを持参しセオドラ人にやってもらうと感覚を研何本もの歯間ブラシを使いこなすことぎ澄ませるので、ブラッシングをしてあげるのは良いアイディアだと思います。私は普段のブラッシングを見せてもらっています。悪い箇所を否定するというよりも、良い習慣を高めてもらうように声かけをします。ブラッシングの様子をスマートフォンで動画撮影してあげたり、客観的に理解できるよう工夫しは難しいと思います。たとえ良いシステムでも使ってもらわないと意味がありません。一番重要なのは習慣を変え、正しい習慣を定着させることですから、シンプルで簡単に1本の歯間ブラシを使いこなしてもらうことが重要です。坂本そうですね。毎食後に毎回15分かけて、すべての歯間にブラシを通患者さん自らが健康でありたいと気づくようガイドするのが役割だと考えています。歯科衛生士セオドラリトル歯科衛生士・セラピスト英国歯科医院勤務2017年、2018年にヨーロッパで「予防におけるベストリーダー」を受賞。