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概要

Dental Products News234

図5診査・手術計画生物学的幅径の獲得や歯頸ラインの整合性獲得を目的としてクラウンレングスニングを計画した。1は矯正的挺出後、約5ヶ月後である。レントゲンでも骨の添加が確認できる。図6剥離図7エックスデュラを用いた歯槽骨整形術・切除術弁を開けた状態であるが、1は矯正的挺出を行うことで健康な歯根膜によって骨が添加されている。抜歯を行おうと思ったが、動揺などもないため患者さんの了承を得て保存することを優先した。もしオペ後に動揺などが強く出て、予後不良と判断した場合は抜歯と説明している。根面にはクラックやセメント質剥離などが認められ、力の関与が原因だと判断した。歯肉剥離掻爬術や再生療法など血餅の保持が特に重要となるオペもそうであるが、基本的には臼歯部のバーチカルサポートの回復を得てから、前歯部のオペは行っている。このスケーラーは切れ味も良く、割とソフトな力で根面の滑沢化が行える。また、生物学的幅径を獲得するための骨切除にも用いているが、思った以上に切除することができる。図8エックスデュラを用いた歯槽骨整形術・切除術術中・術後骨切除や根面の滑沢化が的確に行えたと判断している。図9縫合図10術後の治癒確認歯肉弁が骨面により密着できるよう、垂直マットレスの縫合変法で縫合を行った。オペ後1ヶ月。問題なく良好に推移している。Dental Products News 234 17