ブックタイトルDental Products News233
- ページ
- 29/32
このページは Dental Products News233 の電子ブックに掲載されている29ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは Dental Products News233 の電子ブックに掲載されている29ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
Dental Products News233
#11も冠を外して歯内療法三つ又リムーバークラウングリッパーで外す#11には焼き付けクラウンが入っているので、切端から唇側全体に細い切れ込みを入れたい。そこで最初にソフトダイヤディスクで、あらかじめの目安として細い道筋のスリットを入れる。そのスリットに合わせるように、ダイヤモンドバーでメタルと歯質との境界まで削る。この時、ウェーブピクトで深さを確認すると解りやすい。歯頚部に薄くしたメタルを少々残して削ったら、三つ又リムーバーを使ってクラウンを除去する。この時使用するリムーバーは、先端部分の三つの片が繊細で細く、先端に力が入りやすくできている。このリムーバーにクックッと力を入れた瞬間、クラウン歯頚部のメタルの削り残し部分がパツッといって離れる。パツッといったからといって、そのまま外そうと思ってはいけない。無理をすると、三つ又を折ってしまうかもしれないので、次はクラウングリッパーに切り替える。クラウングリッパーの先には、大変硬いタングステンが内側についているので、しっかり保持してくれる。これで挟みながら、左右に少々廻しながら外す。図10歯頚部では一層メタルを残しておく図11三つ又鉗子を溝に入れ、パツンとメタルを割る図12外す時はクラウングリッパーを使う図13歯頚部歯肉を傷つけない配慮図14ここでコンピュレイを撮ると、レジンポストになっている図15ヨード綿球でレジンのマージン部を探る図16そのマージン部に沿って細いバーで溝を掘る図17切断鉗子で支台の頭を除去図18削るより、切断のほうが早く仕事ができるだろう。あとは削らなければいいDental Products News 233 27