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概要

Dental Products News233

▲図9 2017年リサーチデイのオープニングで挨拶をするDean(当時)Featherstone先生▲図10 2018年11月UCSFリサーチデイ▲図11 2018年リサーチデイにてジャッジへのプレゼンテーション&質疑応答▲図12 2018年リサーチデイセッションタイムの様子発生機序に影響する遺伝子解明の研究や、他のラボとの共同研究で歯周病原菌とがん細胞増殖の関連性、特定の細菌が産生する抗がん性物質についての研究も行われています。◆UCSFのリサーチ・サポート歯学部2年生のサマーキャンプ:ラボでの研究を希望する学生は、メンターとなる教員を自ら探し、6月から10月まで歯学部の研究室での研究を行います。毎年多くの学生がこの期間、毎日ラボで活発に研究しています。これらの成果を発表するのがリサーチデイです。2018年は10月11日に“Researchand Clinical Excellence Day 2018”が開催されました。このリサーチデイにはカテゴリーがあり、卒業前の歯学部生、卒業後&ポスドク、リサーチスペシャリスト、ビジティングスカラー等の各カテゴリーに分かれてジャッジが審査を行い、入賞者には賞状と賞品が贈られます。今年は私もビジティングスカラー・カテゴリーで発表させていただきました。当日は早朝からすべての発表者が3名のジャッジに対してプレゼンテーションおよび質疑応答を行う時間があり、緊張しましたが良い機会を与えていただいたと思っています。(図9~12)図13は2017年のマスターコースの研究発表会の様子です。このプレゼンテーションはマスターコース終了の義務課題であり、臨床研修医達が緊張して発表していました。これは夜に開催され参加者は食事やワインをいただきながらの和やかな雰囲気の会でした。(図13)Biomedical Sciences(BMS)journal club:毎週木曜日のランチタイムに開催されています。ピザなどのランチと飲み物が提供されるので、参加希望の学生、教員、留学研究者などがワイワイやってきて聴講しています。私が参加した時は、学生から1名、教員から1名の発表者が、それぞれの研究に関する文献をまとめて20~30分間のプレゼンテーションを行っていました。UCSFにいる人ならば誰でも気軽に研究に触れることができる、こんな機会が沢山用意されています。(図14・15)参考文献1)D.Chebath-Taub,D.Steinbers,J.D.B.Featherstone,O.Feuerstein,Influence ofblue light on Streptococcus mutansre-organization in biofilm.Photochem.Photobiol.2004; 80:412?415.2)G.Khoo,L.Zhan,C.Hoover,J.D.Featherstone,Cariogenic virulencecharacteristics of mutans streptococciisolated from caries-active and caries-freeadults.J Calif Dent Assoc 33(2005)973?980.3)O.Feuerstein,D.Moreinos,D.Steinberg,Synergic antibacterial effect between visiblelight and hydrogen peroxide on Streptococcusmutans,J.Antimicrob.Chemoth.57(2006)872?876.▲図13 2017年Master students final presentation▲図14・15 Biomedical Sciences(BMS)journal clubプレゼンテーションの様子とランチDental Products News 233 17