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概要

Dental Products News232

当院は開業以来、地域の方々の口腔の健康を守るために、予防医療を主体とした診療室づくりに努めてきました。そうしたホームデンティストとしての活動が評価され、現在は小児・成人、そして高齢者まで幅広い層の患者さんが来院されています。また、年齢だけでなく、様々な症例に対しても幅広く対応すべく、インプラント治療や当院におけるパウダーメインテナンスの実践ークイックジェットMとグリシン酸パウダーの応用ー グリシン酸パウダーは甘味があり、歯肉への痛みもほとんどないため、小児でも安心して使用できる。図9 グリシン酸パウダー開咬傾向を認める。このようなお子さんは口呼吸の影響により色素沈着を認めることが多い。図8図7QパウダーGエクストラファインを用いれば、研磨も不要であり、短時間で効率的に歯面清掃が行える。初診時 図10 QパウダーGエクストラファイン使用後定期メンテナンス通院中の患者。歯周状態は良好であるが、歯列不正もあり、常に色素沈着を認めていた。図3 初診時新たに発売されたグリシン酸パウダー(QパウダーGファイン/QパウダーGエクストラファイン)は、塩辛さを感じることなく歯面清掃、ステイン除去が可能である。図2 QパウダーGクイックジェットMは現在4種類のカラーバリエーションがあり、重曹パウダーは、QパウダーオレンジとQパウダーレモンの2種類のフレーバーがある。図1 クイックジェットM図6 残った着色を除去クイックジェットMとQパウダーGファインを用いて残った着色を除去。ノズルの先端は、気腫の発生を防ぐため歯冠側に向ける。また、口腔外への飛沫を最小限とするため、バキュームチップは常にノズル先端付近に置いておく。叢生や歯間部も効果的に着色除去が行えるため、術後の患者満足度は非常に高い。3か月後のメンテナンス時。ホームケアの充実により「以前よりも着色がつきにくくなった。」と喜んでいる。図5 叢生部位や歯間部叢生部位や歯間部などはブラシの届きが悪く、十分な着色除去を行うことが難しい。図4 着色除去クイックジェットM QパウダーGファイン/エクストラファインの活用症例1/色素沈着・歯列不正 55歳女性症例2/色素沈着・開咬 9歳 女児赤城 友理 篠崎 唯果 歯科衛生士/オカダデンタルオフィス 勤務岡田 淳 オカダデンタルオフィス/栃木県宇都宮市開業QパウダーGファインQパウダーGエクストラファインメインテナンス20 D e n t a l P r o d u c t s N e w s 2 3 2