ブックタイトルDental Products News232

概要

Dental Products News232

ひだまり歯科院長／北海道札幌市開業湯田 亜希子先生松丸 悠一先生コンフォート入れ歯クリニック他、多数の医院にて義歯専門医として勤務訪問歯科医義歯専門医義歯洗浄で清潔感を味わっていただくこと、お口の中に関心をもってもらうことが大切。まずは義歯の汚れを落としてから治療を開始します。ルーチンですね。存になることをしっかり患者さんにアピールできれば、義歯選択の幅も広がるかもしれません。1回ニトラディンでレジンの微細孔や傷などの内部までしっかり洗浄するよう指導しています。村岡　私は、義歯患者の気持ちを理解したいと、65歳を機にパーシャルデンチャーを装着しました。現在、ニトラディンを私自身毎日使用しています。パーシャルデンチャーの場合、クラスプ周囲の洗浄不足からプラークや細菌が残り鈎歯がう蝕になってしまうのではないか？と心配するのですが、浸漬する入れ歯ケースが全く汚れず、ニトラディンの除菌率の高さを実感します。歯科医師の視点から言うと、私たちが金属床義歯を推奨しても、「残っている歯もいずれダメになるのだから保険義歯で十分です」と言う患者さんもいらっしゃいます。ニトラディンでしっかり洗浄すれば鈎歯に汚れが付かないこと、残存歯の保実際には、義歯洗浄が習慣化していない方も多いので、まずは義歯を洗浄して清潔感を味わっていただくこと、お口の中に関心をもってもらうことが大切だと考えています。その次のステップとして、患者さんや介助者の方に定期的に義歯洗浄を行ってもらい誤嚥性肺炎の予防につながることを指導します。この時その方の経済状況に合わせて、無理なく義歯洗浄していただけるよう指導をするよう心がけています。前畑　無歯顎患者であってもホームケアは重要です。義歯のホームケアにはニトラディンを推奨しています。ニトラディンは弱酸性のため歯石様沈着物の除去に適しています。毎食後に義歯用歯ブラシ（ T e p e ）で食物残渣やデンチャープラークのブラッシングを行い、3日に