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概要

Dental Products News232

歯科技工 ステップ1歯科技工 ステップ3歯科技工 ステップ2ジグを用いて口腔内にスキャンボディを装着し、オーラルスキャナーでスキャニングを行う。マルチユニットアバットメント用スキャンボディは回転防止機能を持たないため、プロビジョナル作製時使用したガム(GIマスク)模型上にてスキャンボディを再装着するためのジグを作製する。ジグを使用し、スキャンボディを装着し、反対側にはプロビジョナルを戻してバイトスキャンを行う。反対側も同様に行い、バイトの位置関係を読み取る。口腔内スキャナーによる咬合採得スキャンボディの装着口腔内のスキャンデータを取り込み、プロビジョナルレストレーションの形態からデジタルカットバックを画面上で行う。CADによる上部構造の設計今回、インプラント補綴にはジルコニアディスク ジビーノを使用した。サイズは1 2~3 0 m mまでの5種類がある。ジルコニアディスクジルコニアフレームの口腔内試適。レントゲン写真ジルコニアディスク口腔内試適適合試験( ワンスクリューテスト)においては、端のスクリューを固定し、最も遠い反対側部位の接合状態をエックス線で確認している。適合性は良好であった。ジビーノにて完成した上部構造プロビジョナルで清掃性の確認をし、その形態を模倣し最終上部構造においても同様に歯科衛生士が患者とともにホームケアの確認をする。清掃性の確認唇側歯冠部 歯肉部のみ少量のポーセレンにて築盛を行った。ジビーノを使用することで、強度と審美性を確立し、上下とも理想的な上部構造となった。最終補綴物セット最終上部構造セット時のファインキューブE2のパノラマ。最終補綴セット時950MPa55%トランス1,000MPa50%トランス1,300MPa45%トランスカスタムTi-ベース→→色調・強度・透過率ともマルチレイヤーの、トリプルマルチレイヤーで、強度も高いため、チッピングなどの心配も少ない。図6 図7 図8図9 図10 図11図12 図13 図14図15 図16 図17図18 図19ファイナルはVerification jigにより作成されたVerification cast上にて、Ti-baseとジルコニアフレームをレジンセメントにて接着する。ジンジバカラードセラミックを築盛し、Verificationcast上でTi-baseとボンディングを行った後の完成したZirインプラント上部構造。D e n t a l P r o d u c t s N e w s 232 13