ブックタイトルDental Products News231

概要

Dental Products News231

私たちはこれまで大切な患者さんの口腔の健康を守るために、予防医療を主体とした診療室づくりに努めてきました。リスク評価、予防プログラムの立案、口腔内環境の改善、低侵襲性治療、定期メインテナンスといった予防歯科医療を実践する中で、将来のカリエスフリーを目指すためには、子どもたちに対する予防医療が最も重要であるという考えに至りました。そこで、当院では、「歯の大切さを伝え、正しい成長を促し、自ら歯と口の健康を育む」ことを目標に、0歳からの正しい生活習慣を親子で学び身につける「親子トレーニング」を実施しています。子どもたちの歯科医療において最も重要なことは、保護者に対しての「教育」だと考えています。したがって、当院では初診時から歯科ユニットで子どもたちの治療を行う当院における0歳からのう蝕予防の実践赤城 友理　篠崎 唯果　歯科衛生士／オカダデンタルオフィス　勤務岡田 淳 オカダデンタルオフィス／栃木県宇都宮市開業5日目。「フッ化物」について。様々な資料を用いて、分かりやすい説明を心掛けている。図15 5日目定着しにくい乳酸菌であるが、継続的に摂取し効果を持続させることで、う蝕予防効果を高めることが重要である。図14 乳酸菌を継続的に摂取ラクレッシュP R Oは、甘味料としてキシリトールが使われ、う蝕および歯周病原細菌を抑制する効果を持つL 8 0 2 0 乳酸菌（ラクトバチルス・ラムノーザスK O３株）も含まれている。図13 ラクレッシュm i l - k i nは、スマートフォンのカメラで非常に簡単に細菌の様子を見ることができる。図9 mil-kin R（見る菌）3日目。「細菌感染」について。お子さんだけでなく保護者の唾液検査も実施し、親子感染について理解を深めてもらう。図8 3日目小児のう蝕予防において食生活は非常に重要な関わりを持つ。写真はスポーツ飲料を哺乳瓶で与えていたケース。図7 小児のう蝕予防においての食生活成長を記録するとともに、正しい口腔育成に必要な情報が記載されている「お口の母子手帳」を自作で準備している。図3 お口の母子手帳緊張の緩和と信頼関係の構築のため、トレーニングはユニットではなく専用のキッズルームで行う。図2 専用のキッズルーム「歯が生えたら歯医者さんに」を合言葉に、小児の来院時だけでなく妊産婦にもパンフレットを配っている。図1 パンフレットの配布バクテリアセルフチェッカー ミルキン／L8020乳酸菌 ラクレッシュPROを活用する男児母親4 D e n t a l P r o d u c t s N e w s 2 3 1