ブックタイトルDental Products News231

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Dental Products News231

D e n t a l P r o d u c t s N e w s 230 3小窪 秀義先生う蝕予防はすでに小児だけではなく、高齢者も対象であること、予防できる方法があるのであれば積極的に取り入れる価値があると考えています。宮崎総合歯科宮崎県宮崎市開業Q カリスクリーンを使用するうえでの注意点や工夫があれば教えてください。A?スワブはスタッフが開封し、術者は必　ず手袋を着用し受け取ります。　細菌数をカウントするものですから、　雑菌の侵襲がないよう注意します。?検体は、下顎前歯舌側面3～3から採取します。この時に歯肉に触れないように注意します。?カウンターは、キャリブレーションを行　い、メモリーが0であることを確認した　うえでスワブをセットし使用します。?15秒ほどで数値が表示されます。年、数回歯科医院でメインテナンスを受けてもらったとしてもホームケアが確立されていなけば予防は成り立たないと考えています。しかし、「ホームケアがなかなか確立できない」「意識が変えられない」患者さんに対して、私たちはどのようにすべきでしょうか？QA 例えば、心臓病の患者さんに「あなたは高血圧、高コレステロール、喫煙習慣を止め、食生活の改善、運動等をしないといけません」と指導しても、何もしないのは患者自身の問題で、先生の責任ではありません。先生をはじめスタッフの方々に伝えたいのは「あなたが患者さんの人生を変えられるわけではありません。もっと力を抜いて患者さんと向き合いましょう」ということです。とはいえ、患者さんを見捨てるわけにはいきません。CAMBRARの継続的な資料収集をするために、みなさんが統一した使用法をマスターした方がより正確なデータがとれるでしょう。そのためにちょっとした注意点を守ってください。? ? ? ?・セミナーを受講しています。　らの、導入したからこその疑問をヤング先生に回答していただきました。横にスワブを動かして採取する（黒線）たとえホームケアに思うような成果が見られなかったとしても通院回数を増やし、フッ素やサホライド塗布など医院でできることを行うことで良いと思います。患者さんも人生のライフステージによっていろいろな学び・気づきがあるはずです。「忍耐強く、諦めないでコツコツと向き合うこと」が重要なのです。時間をかけて患者さんの変化を見守る気持ちが大切です。