ブックタイトルDental Products News231

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Dental Products News231

14 D e n t a l P r o d u c t s N e w s 2 3 1鈴木先生症例ナカエ歯科クリニック／神奈川県葉山町開業前畑 香先生ビルドアップが少量の『ペリモールド』で簡便にでき、しかも硬化後の切削感も良いと思います。鈴木 宏樹先生健康でない方を診ることが多いので、リベース材系の材料の方が安心感があります。たりの頃合いが義歯材料開発者にとっては難しいところなのではないでしょうか。村岡　『リプロライナー』に付属されている『ニューソフトコート』をトップコートとして最終的に一層塗布することで、汚れの付着、材料の蒸発を防ぎ、摩耗の減少などが期待できます。『ニューソフトコート』を上手く活用すると良いと思います。篠栗病院歯科医長／福岡県糟屋郡開業医病院歯科医? 義歯内面の適合向上のために『リプロライナー』を活用する。?義歯内面に接着材を塗布する。? 規定量を計測した『リプロライナー』をしっかり混和する。?柔らかいうちに内面に流し込む。?徐々に硬化するため当日は研磨しない。?30分程度で、吸着に優れた義歯を製作することができた。安心感があります。村岡　『ペリモールド』の良さは直接義歯に盛って、口腔内に入れても辛くない、熱くならないというのが、これまでの即重レジンと違った利点でしょう。「硬化するまで入れっぱなし」にすることで適合がグッと上がりますね。湯田　熱くない、辛くない材料というのは訪問歯科にとってとても重要です。熱い・辛い材料は、唾液の分泌を促進しすぎてしまい誤嚥の可能性につながってしまうので、低刺激性の材料選択が求められます。逆に、美味しいと認知症の患者さんは食べてしまう危険性もあり、そのあ前畑　辺縁形成の時には『ペリモールド』ですね。コピーデンチャーを作った後のボーダーモールディングや、ビルドアップを『ペリモールド』で行うことで簡便に辺縁封鎖でき、しかも硬化後の切削感も良いと思います。鈴木　湯田先生と私は、健康でない方を診ることが多いので、カンジダ症が問題となります。ティッシュコンディショナーよりもリベース材系の材料の方が