ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

Dental Products News231

D e n t a l P r o d u c t s N e w s 231 13ひだまり歯科/北海道札幌市開業湯田 亜希子先生「ティッシュコンピンク」は訪問診療に適していると実感しています。訪問歯科医村岡 秀明先生むらおか歯科 矯正歯科クリニック/千葉県市川市開業「ペリモールド」の良さは直接義歯に盛って、口腔内に入れても辛くない、熱くならない。開業医? 辺縁封鎖のための材料『ペリモールド』。?旧義歯 すぐに外れてしまうとのこと。?不要な部分を削る。可動域にあたる辺縁を思いきって削る。?削除した床辺縁に『ペリモールド』を築盛していく。?辺縁全周に十分に築盛する。?築盛した『ペリモールド』を指で整える。?旧義歯の側面観。10? を元に複製義歯を 製作し、こを改造して新義歯に移行していく。?デンチャースペースを満たしていることを確認した後に、口を動かせ硬化を待つ。?辺縁形成後、粘膜面全面に直接リラインを行い、完成させる。松丸先生症例鈴木 私は『ペリモールド』の使用頻度が高いですね。粘膜支持に頼るようなケースでは、辺縁封鎖がカギですので、『ペリモールド』が役立っています。また、全部床義歯に近いパーシャルデンチャーで、最後の1 本を抜歯した場合、『ペリモールド』で床を足し、増歯することもあります。湯田 私も同感ですね。多数歯欠損で粘膜負担が多いようなケースに『ペリモールド』は便利だと思います。義歯を拝見させていただくと辺縁が足りないなと思うケースに遭遇します。きちんとした義歯で、ご家族と同じお食事をし、孤食にさせないためにも、『ペリモールド』で辺縁を足し、吸着を上げ、咬める義歯を製作 することが重要であると考えています。