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概要

Dental Products News231

12 D e n t a l P r o d u c t s N e w s 2 3 1これからの義歯治療について、さまざまな視点から数回にわたり語り合っていただきます。第2回目は「義歯不適合に対応するためのテクニック」コンフォート入れ歯クリニック他、多数の医院にて義歯専門医として勤務松丸 悠一先生期間を経ながら調整した義歯に慣れていただき、最終形態を決定していくようにしています。義歯座談会2義歯調整そのテクニック義歯専門医で、少し多めに築盛してしまったとしても形態修正することが難しくありません。前畑 『コー・コンフォート』は抜歯即時義歯の粘膜調整材として使います。『コー・コンフォート』は義歯粘膜下の外科処置後のティッシュコンディショニングに適している材料と考えます。メントール味は患者さんからの評判も良好です。湯田 私はティッシュコンディショナーは『ティッシュコンピンク』も使っています。松丸 私はティッシュコンディショナーを使ったダイナミック印象を行っています。いきなり新義歯を製作 しても受け入れられない、痛みに対して敏感な方は少なくありませんので、複製 義歯にティッシュコンディショニングを行い、期間を経ながら調整した義歯に慣れていただき、最終形態を決定していくようにしています。ティッシュコンディショナー/機能印象材『コー・コンフォート』は、「粘膜調整」や「ダイナミック印象」、特に咬合は問題ないが床の形を作りたいというケースに使用しています。操作時間に余裕があり便利ですね。トリミングしやすいの重合までの時間が早いこと、トリミングがしやすいこと、次の訪問時までにプラークの付着が少なく、さらに剥がれた部分が少ないことから、『ティッシュコンピンク』は訪問診療に適していると実感しています。村岡 裏装であれば、動的機能リライニング材『リプロライナー』を使用します。私の臨床は、『コピーデンチャー』で複製義歯を作り、『ペリモールド』で義歯辺縁を修正し、粘膜部分はシリコン印象材の『アフィニス ライトボディ』を用い、新製義歯製作 を行うようにしています。