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概要

Dental Products News230

比較したのですが、PAの画像が『エクセラMF セファロ』導入の決め手となりました。『エクセラMF セファロ』のボリュームレンダリング画像も判りやすいため、やっと患者さんに見せられるCT画像になったというのが本音です。骨欠損の状況・骨幅・顎関節の形態など、病態が患者さんに説明しやすく治療の協力・納得が得られやすくなりました。CT機器は日進月歩、最新機器はより低被曝線量に、画像は高精細に、操作はより簡単になってきています。最新機器導入は術者のストレスをなくし、多くの患者利益を生むと考えています。当院では、開業時より患者さんに安心して診療を受けていただけるよう、「規格性のある検査」「検査に基づく治療計画」「正確な診察、診療」「治療結果の再評価」「良い状態を保つための定期健診」の5つを掲げ診療を行ってきました。なかでも「診査・診断」を重要視し、特にインプラント症例において開業当初は医科用CTを撮影依頼し、術前の3Dシミュレーションを行ってきました。その後、今から10年前に、自院にセファロとCT撮影ができる歯科用複合機を導入、さらに今回『エクセラM F セファロ』に入れ替えを行ったのは、鮮明・精細な画像で「確定診断を行うため」「より精密な診査・診断を行うため」に、インプラント治療をはじめ、抜歯・エンド・ペリオ、顎関節など、幅広く診断・確定診断を行いたいという思いからでした。安全なインプラント手術のためのC T 撮影は今や周知の通りです。現在求めているCT画像の精度は「根分岐部病変」「副根管」「パーフォレーション」などエンド症例が正確に診断できるかどうかです。『エクセラMF セファロ』は最小90μmの撮影が可能なため、「根尖」「破折」「根管形態」が明確に判ります。そのため確定診断が早くなり、その後の治療がスムーズ、「様子を見る」という不確定な診断が少なくなったように思います。咬合再構成のために重要なのは、セファロ画像と顎関節の形態の診断です。『エクセラMF セファロ』は画像が鮮明なため側方、PA撮影後のトレースが容易にでき、診断時間が短くなりました。今回の機器入れ替えにあたっては、各社の複合機を椋 誠二先生 椋 由理子先生 むくのき歯科医院/山口県山口市開業長年CT画像を診てきたからこそ判るCT機種選択のポイントCT選択基準は根管治療時の診断ができるかどうか『エクセラMF セファロ』導入の決め手はPA画像やっと患者説明用に活用できる画像になったX-ERA MFCephalo医科用CT→他社CT→エクセラMF セファロ  Interview変遷から判るエクセラMF セファロの利点PAの画像が『エクセラMF セファロ』導入の決め手。患者さんが口腔内・外の状況を理解できるようになり、インフォームドコンセントが変わった。90μmのスライス幅で診断できるから 顎関節症の形態も判る。エンドの確定診断ができる。PA画像が機種選定の決め手となった。当院のレントゲン室は、玄関横に設置。28 D e n t a l P r o d u c t s N e w s 2 3 0