ブックタイトルDental Products News230

概要

Dental Products News230

３．血餅の安定（Blood clot stability）といわれています。これらを成し遂げるためのフラップデザインは重要であり、歯間部の切開方法もさまざまな術式が報告されています。そのうちのCortelliniらにより報告さノーデント　エックスデュラの活用歯周外科におけるハンドスケーラーの選択基準歯周組織再生療法を成功させるための重要なポイントは、１．創傷の保護（Site protection）２．再生に必要なスペース（Space）れたMIST、M-MISTがアタッチメントゲインの獲得に最も良いとされています。この術式選択の際にはフラップが小さいため、骨欠損部の掻爬の際にアプローチが難しく器具の選択も重要です。加えて可及的に片山 明彦 有楽町デンタルオフィス／東京都千代田区開業刃部鋼材の電子顕微鏡写真。鋼材が密で、切れ味が長続きするよう加工されている。図3 エックスデュラ鋼材全種類エックスデュラタイプがあるが、私が歯周外科で使用するのはシックルタイプの＃ 2 0 4 S D、＃N67、＃J1S-N5。図2 シックルタイプエックスデュラは、特殊加工した鋼材を使用しているため切れ味が長続きし、シャープニング回数を減らすことができる。図1 ノーデント エックスデュラ初診時　レントゲン写真。図9 術前レントゲン写真3 遠心に深い骨欠損が認められ、歯周組織再生療法を行う計画を立てた。図8 歯周組織再生療法を行う4２歳　女性　３が時々腫れることを主訴に来院。同遠心部7mmの歯周ポケットを認める。図7 症例1：初診時手術直後。図15 術後レントゲン最小の歯周外科処置のため疼痛も少ない。わずかな切開でもルートプレーニングが確実にできるからこそのテクニックである。図14 縫合時掻爬した後、骨補填材を充填する。図13 骨補填材画像後送歯周組織再生療法204SD 204SD N67 J1S-N5J1S-N5N6724 D e n t a l P r o d u c t s N e w s 2 3 0