ブックタイトルDental Products News230
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Dental Products News230
# 2 1 は歯が極端に短く、しかも根尖がガバッと広がっているので、根尖を飛び出さないファイルを探して、根管長と根尖幅を決めることが難しい。この# 2 1 では1 0 0 番のファイルで、ようやく根尖付近で止まってくれ、測定することができた。この位置で止めたのではなく、軽くファイルの頭を圧迫しても止まった位置である。作業長が決まり、根管形成をして壁をきれいにしたら、最後は根尖付近の規格形成をK 3 X F 0 . 0 6テーパーで仕上げる。減速コントラに付けて2 5 0回転以下で、根管形成潤滑剤を根管にたらして使用する。何番のK3を使うではなく、順番に使ってみて、所定の作業長まで確実に入る番手まで使い、作業長まで届かなくなったら、そこで終了。根管形成が終わったら、象牙質全体を徹底的に消毒するため、イオン導入を行う。ナルコーム社がパイオキュアーというイオン導入器を出しているので、そのイオン導入器で5 0 0μA×5 分を毎回2回ずつ行う。何回かイオン導入をしていくと、膿が出なくなる時期が来る。このように根管内の顔つきが変わったら、いよいよ根管充塞となる。根尖が広がっている症例では K3XFで根尖付近の規格形成ジャスティが一番!イオン導入で象牙質全体消毒、排膿が治まったら根管充塞図14 減速コントラ毎分222回転、K3XF0.06テー パー60番で根尖付近の規格形成。図13 #11は根尖付近の規格形成として、K3XFを 使用する。図17 1つのアポイントで、500μA5分間を2回通電 する。図10 根管を抜けないファイルで作業長と根尖幅 図11 ピーソリーマーの先を切断して、#21に使う。 を測定した後、必ずコンピュレイで確認 する。図16 ナルコーム社のイオン導入器パイオキュアー。 「歯内療法用」として買うこと!図15 根尖付近の規格形成直後に撮ったコンピュ レイ画像。図18 イオン導入を繰り返し、排膿がなくなったら 根管充塞。図12 #21では、少しでも根尖付近にステップを 作りたい。D e n t a l P r o d u c t s N e w s 230 23