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概要

Dental Products News230

即時荷重でファーストプロビジョナルSet後、セカンドプロビジョナルとしてロングタームプロビジョナルをSetした状態。図5症例1 69歳/男性症例2 65歳/女性ロングタームプロビジョナルSet後全体的にプラークの残存が見受けられる。図6 染め出し後特にポンテック部及びインプラント粘膜貫通部付近には多くのプラークの残存が見受けられる。図7 プラークの残存ポンティック部、インプラント粘膜貫通部付近のプラーク残存が顕著である。図8 外した後の状態歯間ブラシの使用を確認し、通りにくい箇所があればその都度調整を行う。図9 セルフケアの確認実際にウォーターピック使用方法を確認してもらっている状態。図10 セルフケアの指導図11図4ウォーターピックのチップは、様々な先端形状がある。歯科衛生士は口腔内の状態に合わせて使い分けて、指導する。チップ形状ロングタームプロビジョナル時の形態をトランスファーしているため、セルフケアも変化しない。最終補綴物基底面。ウォーターピックを使用し、セルフケアを行っている。このようにプラークの残存も少なく良好。現在メインテナンス中の患者また、インプラント補綴症例において、セルフケアにウォーターピックを使用した例を図5~11に示す。ここでロングタームプロビジョナルの利点として、①清掃状態を確認できる②咬合状態の変化を観察することができる③Repeatabilityが高い④患者満足度の向上が挙げられる。ロングタームプロビジョナルの期間を利用して、清掃性・審美性・機能性のある補綴物を歯科医師・歯科技工士と共に十分考慮する。その期間においてもウォーターピックをセルフケアで使用してもらうことで質の高いセルフケアを定着していくよう努める。謝辞デンテックインターナショナル株式会社 一柳通宣氏に心より感謝致します。D e n t a l P r o d u c t s N e w s 230 17