ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

Dental Products News229

ハンドピースの洗浄・消毒・滅菌を行うことは患者さんを感染から守るということ。患者さん毎の洗浄・消毒・滅菌を徹底しましょう。また、不潔域に触れた汚れた手で滅菌域の器具に触れないなど注意をしてください。ハンドピースの洗浄・消毒・滅菌を行うことは患者さんを感染から守るということ。患者さん毎の洗浄・消毒・滅菌を徹底しましょう。また、不潔域に触れた汚れた手で滅菌域の器具に触れないなど注意をしてください。ウルトラソニック3800Z ウルトラソニックL&LⅡ デントクレーブ STERI-B DCデントクレーブ500M番号:222AABZI00071000(管理 特管) 選任製造販売業者:(株)コーブリッジ 東京都千代田区平河町2-7-2 ◎販売名:デントクレーブ500M 一般的名称:小型未包装品用高圧蒸気滅菌器 承認番号:21900BZX00238000(管理 特管) 製造販売元:ヒルソン・デック㈱ 埼玉県鴻巣市宮前547-1) 製造販売元:株式会社エスエヌディ 長野県諏訪市四賀3225-2 ◎販売名:ウルトラソニックL&L 一般的名称:器具除染用洗浄器 届出番号:20B2X00004000001(一般) 製造販売元:㈱エスエヌディ 長野県諏訪市大字四賀3225-2ステイティム900J超音波洗浄器超音波洗浄器コンパクトな本体で容量3.8Lの洗浄槽13Lの大容量洗浄槽ディガス機能で効率的な洗浄を可能にEN13060クラスB準拠クラスS クラスN高圧蒸気滅菌器 ハンドピース用高圧蒸気滅菌器 高圧蒸気滅菌器外部洗浄終了後、ペーパタオル等で水分をよく拭き取ってください。●ノズルクリーナーを使用する際は、注水口を変形させたり、ノズルクリーナーを破損 しないよう注意してください。●付属のノズルクリーナー以外は使用しないでください。チャック内部の清掃のため、チャックノズル先端をバー装着側から挿入し注油してください。汚れが出なくなるまで注油・拭き取りを行ってください。注油後余分なオイル除去のためにテストバーを装着し、チャック部(またはヘッド部)を下に向け、5~10秒かけて最高回転速度にし、30秒間空回転させてください。●チャック部とホース接続部の2箇所にスプレー してください。● 注油の前に缶を3~4回振ってオイルとガスを 混合させ、上向きでご使用ください。●他社のスプレーは使用しないでください。●高温による破損を防ぐため135℃以下の滅菌工程までとし、 135℃を超える乾燥工程は行わないでください。ハンドピース自動注油フレッシュケア+タービン1本を最短15秒で自動注油ハンドピース用オイルヨシダスプレーハンドピースの注油滅菌工程後取り出して自然冷却をしてください。ご使用前はホースまたはモーターに装着後テストバーを装着し5~10秒かけて最高回転にした後、30秒間空回転させてください。● 超音波洗浄器等 で洗浄は行わない でください。ハンド ピースが破損する おそれがあります。親子間継承実現の可能性がない場合には第三者への継承を考えることになります。第三者への継承といっても、勤務医への継承とM&Aとでは少し様相が異なってまいります。勤務医への継承は、親子間継承のように、引き継ぎの期間も十分に取れることが多く、共に診療にあたっているので、前院長の理念も引き継ぐことが比較的容易な場合も少なくありません。勤務医にとっては、馴染みのある環境で、継続的に診療しながら事業継承することができます。患者さんにとっても、馴染みの先生が同じ空間で継続的な診療を引き継いでくれるということで、心理的にも安心感があることが多いでしょう。従って、親子間継承ができないケで、勤務医の確保、育成がしっかりと遂行できるケースでは、勤務医への継承を検討していきたいところです。また、親子間継承以上に、第三者への事業継承をする際には、不動産やユニットなど資産関係のハード面と、カルテやスタッフなどのソフト面を考慮しなければなりません。ハード面で特に注意が必要なのは、賃貸借契約やリース契約している対象物の所有者との関係です。前院長が結んでいた賃貸借契約やリース契約は、新院長に当然には引き継げません。例えば、テナント開業している物件を継承するためには、そのテナントのオーナーの承諾が必要になるわけです。継承のタイミングで、テナントのオーナー側が契約を結び直すことも少なくなく、不利な内容に変更されることもあります。診療機器の老朽化の問題もありますので、資産価値をどのように算定するのかもなかなか難しい問題です。ソフト面では、「人」の問題が一番大きいところです。前院長と新院長との間で診療に対する考え方の乖離が大きいケースや引き継ぎに十分な時間が割けなかったケースでは、患者さんの理解が得られにくく、患者離れに繋がることも少なくありません。また、前院長の行った治療の保証・責任について、新院長がどこまで負うのか、しっかりとした取り決めは必要でしょう。スタッフを雇用条件も含めて引き継ぐのかという点も大きな問題です。継承する方向で準備を進めていたのに、最終的な歯科医院譲渡契約書の締結に至る前に、相手が掌を返すケースもあるようです。継承に伴う法的リスクを洗い出しつつ、方向性が見出された段階で基本合意書を締結し、お互いの信頼関係のもと、スムーズに継承できる環境を整えていくことがとても大切です。チェアサイドビジネス ?スムーズな医院継承の未来を考える第三者・親子間継承のポイント③ 第三者への継承【事例】歯科医院勤務のC歯科医師(32歳)●対象歯科医院:テナント開業(ビル1階)◎D歯科クリニック(テナント物件)        (オフィスビル10階)◎ユニット4台◎歯科医師1名(院長 59歳)・スタッフ3名◎自費率60%●経緯あまり開業は考えていなかったが、たまたま参加したセミナーで知り合った方から、居抜き物件としてD歯科クリニックを紹介された。患者数も診療報酬も安定しているとのことで、一から開業するのも大変だし、いずれ開業するのであれば、●ポイント勤務先の院長とも相談しながら、退職などのアクションを起こす前に、しっかりと基本合意書を締結するなどして、継承が破談にならないような仕組みづくりが必要でしょう。北海道大学歯学部 卒業/歯科医院勤務北海道大学大学院歯学研究科博士課程 修了(歯学博士)北海道大学法科大学院 修了(法務博士)歯科医療専門弁護士弁護士法人 小畑法律事務所 代表(神奈川県弁護士会所属)小畑 真先生良い条件の物件が出た時に、思い切って開業した方がいいと思うに至り、開業する決意をした。勤務先の院長には開業のため退職する旨を伝え、住んでいる賃貸マンションの大家にも明け渡す旨伝えた。しかし、いざ開業に向けて手続を進めようとしたところ、D歯科クリニックの院長は「売ることを考えているとは言ったが、明確に売るとは言った覚えはない」「もし売るとしたら、一番高く買ってくれる人に売るつもりだ」と言ってきて、当初の価格の倍の価格を呈示するに至ったため、最終的にはD歯科クリニックを購入することができなかった。▲▲賃貸借契約スタッフ雇用条件現在は、15年ほどの一般歯科臨床経験を持つ歯科医療専門弁護士として歯科医院からの法律相談や歯科大学・歯科衛生士学校、歯科学会等で講演活動を行っている。著書 『事例に学ぶ・歯科法律トラブルの傾向と対策』(日本歯科新聞社)リース契約