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概要

Dental Products News226

インプラントのメインテナンスについて考察するインプラントスケーラーJの臨床活用について原田 和彦 秋葉原 原田歯科クリニック/東京都千代田区開業インプラント治療が多くなってきていることに比例してインプラントのメインテナンスも増えてくるのが当然です。しかし、天然歯に比べインプラントのメインテナンスについての知識および技術がいまひとつ歯科医師、歯科衛生士に伝わっていないのではないかと危惧しております。特に、これからの歯科衛生士にとってインプラントのメインテナンスは避けて通れない分野のひとつになってきたと思っています。ここで紹介する「インプラントスケーラーJ」は歯周病治療時のスケーラーと同様の形をしているのでインプラントのクリーニングを簡単にマスターできると考えています。まず歯科医院としてしなければいけないの最遠心部位がインプラントであり頬側に歯肉の炎症がみられます。術後はメタル部分がみえてきているが歯肉の炎症はなくなっています。ポケット内のプラーク除去が行えれば歯肉の炎症は徐々になくなってきます。インプラントスケーラーJはブレード部が鋭利に加工されていないので安心してプラーク除去ができます。しかもインプラントと同じ材質の6-4チタン(クラス5チタン)を使用しており僅かにインプラント本体より柔らかい設定になっています。図4~7ポケット内のプラークを除去した後にはインプラント本体が見えてきていますが歯肉の炎症はなくなっています。図1 図2・3図4症例2:インプラントスケーラーJ 症例1:ブラッシングを一生懸命していても、この部分は1年に数回腫れを繰り返しており、この写真は急性発作を起こしたときの状態。この2症例は同一患者で、歯肉の腫れというより膿のにおいのための口臭を気にしており、決してブラッシング状態は悪くなかった。ランガーキュレットCEISLN1-2JランガーキュレットCEISLN3-4JランガーキュレットCEISLN5-6JシックルCEISN67JシックルCEIS204SJキュレットCEISBH5-6J20 D e n t a l P r o d u c t s N e w 2 2 6