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概要

Dental Products News225

症例2:TBI後のプラーク、バイオフィルムの除去図6図7TBI後、残った染め出し液と、プラーク、バイオフィルムの除去にユリーは効果的である。研磨剤を使用せず、ユリーを約3分ほど使用することで染め出し液の着色は除去できる。症例3:ブラッシングが上手にできない患者さん図8図9図10手腕の機能障害によりブラッシングが上手にできない患者さん。多数歯にわたるう蝕や歯内療法が必要にも関わらず、セルフケアによるプラーク除去が難しい。治療前には残存プラークの量は減らしたい。ユリーを用いてのプラーク除去は、他の器具に比較して効率が良い。この患者さんも約3分ほど注水下でのユリーの使用のみでプラークが除去できた。症例4:インプラント図11インプラント上部構造を装着する前にも、接合上皮エリアをユリーで洗浄する。なるべく清潔な環境を作り出血させることで、インプラント周囲の防御機構である接着タンパクによる上皮付着構築の早期発現を期待する。図12図13チタンアバットメント装着。インプラント2次手術の治癒期間中のヒーリングアバットメントのプラークも、ユリーで簡単に除去できる。症例5:歯内療法中の髄腔内を含めた洗浄消毒図14図15歯内療法中の仮着材除去後。根管内を触る前に髄腔内を含めた洗浄消毒にクエン酸や次亜塩素酸を用いて、ユリーを無注水下の使用で洗浄を行う。Dental Products News 225 5