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概要

Dental Products News225

トロフィーPDIP術式図2・3 CT撮影間を要したり、高い使用料を払ったりしなくてはなりませんでした。また後者はせっかくまとめと今後の展開図4~6,8・9口腔内スキャン・模型をスキャンシミュレーションをしても、実際にCTを撮影トップダウンでのインプラントシミュレーションを図7・1 0CT画像と口腔内画像のマッチングしてみるととても外科処置が困難な位置即時に、しかも簡単に行えるこのシステムはと図11診断およびシミュレーションであったため、再度シミュレーションをやり直ても有効であると言えます。また気になる補綴図12図13~14図15~18患者さんへのコンサルテーションガイドの作成オペ補綴物の作成したりしなくてはならないことが多々ありました。そのため患者には余計な被曝を、我々には余計な労力を与える可能性がありました。今回のシステムはそれらの問題を解決できるもので、特にトロフィー社製のCTソフ物作成時の精度面においても、従来の方法に比べ全く遜色がありません。その上パウダーフリーで得られる綺麗な3次元的カラー画像データーを保存できることは、長期にわたるメインテナンス等でも有効に活用できると思われます。トロフィーPDIPの利点や優位性従来の方法では、外部委託してシミュレーションソフトを使用するか、自分でガイドを作成後に再度CT撮影をして確認するか、いずれかの方法でした。前者は依頼して実際にシミュレーションができるまでに数日の時トを使い慣れたユーザーには簡単かつスピーディーに、そして低コストでシミュレーションをすることができます。そして一つのデジタルデータがあれば何度でもシミュレーションをやり直すことができます。当然撮影回数が減ることによる放射線被曝を減らすこともできます。そして最大のメリットはオープンシステムなので、メーカーや機種を問わずにSTLデータのやり取りができることです。今後さらに多くのメーカーが参入すれば、より簡便かつ、よりローコストで補綴物の作成ができるようになるでしょう。CAD/CAMは審美分野だけでなくインプラントや矯正分野でも今後目が離せない存在です。図4図5図6今回使用した口腔内スキャナートロフィー3DIプロα。口腔内スキャン時。スキャンされた口腔内画像。図10図11図12診断用ワックスアップ画像をCT画像とマッチング(合成)した画像。マッチングしたCT画像を使ってインプラントシミュレーション。マッチングした画像は見やすく、患者説明にも有用。図16図17図18アバットメントの印象を光学スキャナーで行う。アバットメントの口腔内試適。ファイナル装着。Dental Products News 225 3