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概要

Dental Products News225

綿状パッドヘムコンデンタルドレッシングRの活用抗血小板薬服用患者に対するヘムコンデンタルドレッシングRの臨床例川野瞬新武雄あおぞら歯科クリニック/佐賀県武雄市富樫宏明医療法人社団祐歯会理事長図1図2図325mm×70mm10mm×12mmヘムコンデンタルドレッシングR。軟組織移植術時、抜歯窩などによってサイズを選択する。シアル酸の構造。キトサンの構造。●症例1:79歳男性7 IOD床下残根抜歯症例◎既往歴:Ⅱ型糖尿病、高血圧症、狭心症ステント留置後、脂質異常症、末梢神経障害、逆流性食道炎、過活動膀胱◎内服薬:プラビックス錠75mg図4図5図6術前デンタルX線写真。へーベル、残根鉗子にて抜歯。易出血性・易感染性に備え、創部の止血にヘムコンを用意。10×12mmヘムコンデンタルドレッシングRの辺縁に切れ込みを入れる。術前口腔内写真。ヘムコンデンタルドレッシングRの自由度をもたせ抜歯窩表層を封鎖し止血。辺縁部にCO2レーザー照射。図7図8術後口腔内写真。辺縁部にてCO2レーザー照射し凝固させる。上顎ロケーターデンチャー。抜歯部のロケーターデンチャーの内面に即時重合レジンを埋めて調整を行った。調整時もヘムコンデンタルドレッシングRが外れることはなかった。速やかな止血効果により術後の義歯調整は容易であった。20 Dental Products News 224