ブックタイトルDental Products News224

概要

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口腔内マッサージに対するオーラルピースの役割を検証するオーラルピースを用いたガム＆口腔内マッサージ法内田佳代歯科衛生士?株式会社ETERNAL SMILE代表私は、顎関節症の疼痛緩和のために、口腔内から咬筋へアプローチするマッサージを行っている。また、口腔乾燥症の方に対して、唾液腺刺激のためのマッサージも行っている。唾液の分泌量が多い場合には問題ないが、口腔内が乾燥している患者にとっては、潤して滑りをよくするために、口腔内用のジェルが不可欠である。マッサージに使用するジェルの必須条件は、粘膜を傷つける研磨成分が入っていないことと、伸びが良いことである。また、特徴的な味や匂いでマッサージを阻害しないことも大切である。口腔内マッサージの専用ジェルはいくつかあるが、オーラルピースはこれらの条件をクリアしており、さらにそのままブラッシングにも使用できるという利点がある。味に癖がなく、サッパリ感が気に入り、購入する方もいる。また、合成成分が入っ図1オーラルピース図2ジェルの条件●研磨材を含んでいない●口腔内での伸びがよい●味に癖がないオーラルピースは口腔内マッサージに適したジェルの条件を満たしている。味は、梅ミント・スカイミント・サンシャインオレンジの３種類。頬腺口唇腺舌下腺顎下腺マッサージ箇所を確認します。耳下腺咬筋（深層筋）咬筋（浅層筋）図3ジェルの量図4口腔内マッサージマッサージの様子を動画でCheck！マッサージに必要なジェルの量。両指先に分けてから口腔内に塗布する。口腔内マッサージをおこなっている様子。図5咬筋のマッサージ図6ガムマッサージ咬筋をマッサージしている様子。ゆっくりと圧をかけて伸ばしていく。ガムマッサージの様子。※動画を閲覧するためには、DNAヨシダ友の会登録が必要です。18 Dental Products News 224