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概要

Dental Products News224

マイクロ診療とは、診断しながら学習すること。疋田涼先生医療法人正眼堂疋田歯科医院愛知県豊橋市MICROSCOPEInterview歯科医院全員が共有できる機動力。歯科用CTとマイクロスコープ(以下マイクロ)との併用による歯根端切除術などが保険適用になった現在、マイクロの普及が進んでいます。反面、機種選定や使いこなせるか不安という声も聞くことがあります。当院は歯科医師臨床研修施設であることもあり、父である院長を含め7名の歯科医本来は鏡筒が水平垂直が基本だが、機動力が高いプリマは診療ポジションにこだわらずに導入できる。が常勤し、ユニットは10台完備しています。1ユニット1台のマイクロが理想的ですが、現実はなかなか難しいのが実状です。当院で求められるマイクロ機能は機動力でした。移動が女性スタッフでも手軽にできること、マイクロのベース部がコンパクトで半個室のスペースに設置できること、さらにはマイクロ本来の機能性に優れていることです。LEDライト搭載で光源が明るく、操作性にも優れ、しかもコンパクトでリーズナブルな価格帯という当院の全ての条件に当てはまったものが『プリマDNT NuVar』でした。14 Dental Products News 224ニューバー診療ポジションにとらわれないところから始める。マイクロ診療のポジショニングは12時でミラーテクニックを用いて・・・と提唱されていますが、それは鏡筒部分が堅牢で、すべての診療をマイクロ下で行うようなハイレベルな診療スタイルです。「マージンの確認」「歯石の取り残しチェック」などから始めるのであれば、マイクロ診療ポジションにとらわれず、今のご自身のスタイルを崩さず、患者さんとご自身の間に「マイクロがあるだけ」と、もっと気楽に導入してみたらいかがでしょうか?そのためにも機動性の高い『プリマDNT Nuvar』が適していると実感しています。若い世代だからこそ早めに導入したい。「まだ見えるから大丈夫」「老眼になってからマイクロを検討したい」というお声を聞きますが、それは間違っているとアドバイスをいただいたことがあります。目のピント機能が優れている世代がマイクロを使用することで、より良く見えるようになります。「ご自身の診療スタイルを崩さないマイクロの導入」から、1つステップアップすると、姿勢や目線、スタッフとの連携など、診療スタイルを少し変える必要がありますから、マイクロ診療を早めに取り入れ、ご自身のスタイルを今のうちから確立することをお勧めします。「自分はきちんと見えている」と思っていても、実は「マージンが甘かった」「根管内の汚染物質が取り切れていなかった」と「見えること」がいかに大切かを思い知らされます。マイクロ診療は常に「診断しながら学習すること」だと思います。マージンの適合性、縫合の精度、感染物質の完全除去、一つひとつの手技に確実性と精度を高めることは、術者のスキルアップにつながり、ひいては患者さんに還元できる大きな武器になることを確信しています。当院では「治療技術と知識の向上」「衛生的な環境と最新器具の導入」「患者様一人一人にあった治療の提供」を掲げています。そのためにもマイクロ診療は当院に欠かせない治療となっています。プリマDNT Nuvar・デンタ300合計4台のマイクロを共有している。