ブックタイトルDental Products News223
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Dental Products News223
患者さんの症状をカテゴリ分けできるので、システマチックにカリエスもペリオも説明しやすくなりました。いました。読み進めていくと、何度も「こういう考え方ですよ」と確認する部分があるので、「あっ、そうそう、こういう原則に従ってやってるんだな」と一貫した流れで、一通り読むと『CAMBRA TM』が全て理解できる作りになっています。大切なことが非常に解りやすく書かれていて、専門書としても教科書としてもとても良い本だと思います。特に、ステップ6に実際の患者さんの症例が掲載されています。ジョイスさんの症例は私も非常に感動しました。非常にドラマティックで、改めて「歯科の診が『BALANCE』なのです。しかし単に情報の整理とか『CAMBRA TM』を知ってもらうというだけでなく、「この本を通して歯科医療は患者さんの人生を変えることができる使命と大きなやりがいがある」ということを改めて感じていただきたいのです。例えば、患者さんが、う蝕があることに対して、すごく恥ずかしいと思う感情は、術者が思っている以上のようです。う蝕1つでも、きれいな補綴物を装着し、口腔の健康を取り戻すことはその方の人生の質を変えるようなイベントとれていますが、日本において患者さんに理解していただくための工夫や、取り組まれていることを教えてください。キムクーチ先生V.Kim Kutsch,DMDアメリカ開業『BALANCE』の著者フェザーストーン教授が提唱されたCAMBRA TMシステムを医院で実践されている第一人者療ってすごく大切なんだな」「悩んでる患者さなるのです。そして、歯科医師は患者さんの杉山大学卒業後の最初の10年はひたすらんはまだ大勢いらっしゃるんだな」と歯科医療の仕事の大切さを感じることができました。きっと本書を読んだ患者さんも「こんなに一生懸命やってくれる先生方がいるんだ」という気持ちになるのだと思います。全体的に良いのですが、特にステップ6は読んでいただきたいなと思いました。人生に大きな影響やインパクトを与えることができると思い知らされました。竹下そうですね。私も改めて歯科の仕事は大切だと思いました。『BALANCE』の書籍の中にもアメリカでの『CAMBRA TM』システムの経緯ややり方などが広く紹介されていますが、日本と制度が異なる点もあるので、『CAMBRA TM』を日本でどのように活かしていくかが課題だと思います。まだまだ人を幸せにできる可能性が大きいことも実感しています。『CAMBRA TM』の考え方や精神はそのままに、日本の制度に上手く組ドリル&フィルでした。しかし根本的な治療にはつながらない。その反省から20年ほど前に予防を基本としたシステムに変えました。「フィリングを減らし、予防をすることがいかに大切で、それが患者さんの幸せにつながるか」は、20年経過した患者さんを通じて、今ようやく実感できるようになり、つくづく「変えて良かった」と実感します。そのような経験の中で感じることは、「情報を患者さんとシェアすることが最も重要」ということです。口腔内写真を撮り、適切なリスクアセスメントをして、情報をシェアすることです。キムクーチカリオロジーをベースとしてみ込み、多くの歯科医院で『CAMBRA TM』が『CAMBRA TM』の研究に12年間携わった時導入されるきっかけになればと思っています。に、情報の整理が必要だと感じ執筆したもの池亀杉山先生は、長年予防歯科を実践さ歯科衛生士学校の学生や歯科大学の学生にも、これは非常に良い内容だなと思いました。明海大学歯学部竹下玲先生口腔衛生学講座准教授Dental Products News 223 3