Dental Products News222

Dental Products News222 page 5/28

電子ブックを開く

このページは Dental Products News222 の電子ブックに掲載されている5ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「電子ブックを開く」をクリックすると今すぐ対象ページへ移動します。

概要:
Dental Products News222

ドイツDMG社支台築造材料ルクサコアZーデュアルの活用ルクサコアZ-デュアルの活用法ーCAD/CAM冠・オールセラミック修復のための支台築造から仮コアまでー藤原康則ふじわら歯科クリニック/京都府長岡京市開業症例1:フルジルコニアクラウンによる修復◎29才男性外傷により歯質を失ったケースであるが、すでに前医によりテンポラリークラウンが装着されていた。患者は過蓋咬合のため対合歯が歯頚部に咬みこむという状態であり、このような場合は支台が細くなる傾向があるため材料の強度が重要なファクターとなってくる。根管治療を行い、ルクサコアZ-デュアルA3で支台築造した後、新たにTeCを作成。形成・印象後、最終補綴装置はフルジルコニアクラウンとした。図1図2図3ルクサコアZ-デュアル図429才男性。泥酔し転倒により1歯冠を破損、前医にてTeCを装着されていた。図5TeCを除去した状態。過蓋咬合であり、対合歯とのクリアランスを獲得しようとすると支台歯がかなり薄くなってしまう。図6ルクサコアZ-デュアルA3を使用し、支台築造を行った。流動性があるが垂れにくく操作性に優れている。図7ジルコニア含有により切削感が象牙質に近いため、安定した支台歯形成が行える。図8適合の良いTeCを新たに作成した。術前の歯肉(左)と比較すると、マージンの適合を合わせただけで1週間でスティップリングの再生が確認できる。(右)最終形成を行いシリコン印象材にて印象採得を行った。図9図10術後の状態。術前(左)築造後(中)術後(右)のデンタルX線写真。Dental Products News 221 3