Dental Products News222

Dental Products News222 page 16/28

電子ブックを開く

このページは Dental Products News222 の電子ブックに掲載されている16ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「電子ブックを開く」をクリックすると今すぐ対象ページへ移動します。

概要:
Dental Products News222

チタン製スケーラーインプラントスケーラーJの活用インプラントメインテナンスのための一助インプラントスケーラーJの活用落合倫子歯科医師医)落合歯科医院/大阪府箕面市インプラント治療において、当医院では幸いにも患者様の協力、歯科衛生士の指導努力により、口腔内の状態を良好に維持することができ、定期検診の際あまりインプラントスケーラーを使用する機会はなかった。しかし、インプラント治療が普及し、自医院に限らず、他医院で埋入したインプラントのメインテナンスなど、いろいろな状況に遭遇する機会図1症例1図2主訴:前歯部ブリッジの脱落で来院。初診時の口腔内所見:低位咬合等多くの問題点が存在。不良補綴物、歯頸部及び縁下カリエスが多く見られる。低位咬合による前歯部の突き上げと縁下カリエスのため脱離したものと思われる。(主訴の前歯部には縁下カリエスの対応のためクラウンレングスニングを施術した。)他院にて8年前にインプラント埋入したとのこと。下顎臼歯部両側に天然歯と連結されたインプラントが見られる。左側のインプラントはインテグレーションは喪失している。図3インプラントスケーラーJ(全6種類)天然歯との連結をさけるため、右側にインプラントを追加埋入した。6部分に埋入されている既存のインプラントは一体型で種類不明。左側はインプラント除去、GBR後2本埋入。インプラント埋入時にインプラントスケーラーJを使用し、既存のインプラント周囲の不良肉芽組織を徹底的に除去した。図4図5舌側との骨の高さの差を補うため、デコルチケーションした後、頬側に骨補填材を用い縫合した。2次オペ時に8の抜歯と遊離歯肉移植の予定。術後4ヶ月のデンタルX線写真。14 Dental Products News 222