Dental Products News221

Dental Products News221 page 24/28

電子ブックを開く

このページは Dental Products News221 の電子ブックに掲載されている24ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「電子ブックを開く」をクリックすると今すぐ対象ページへ移動します。

概要:
Dental Products News221

複製義歯材料コピーデンチャーを活用するコピーデンチャー3つの活用法前畑香ナカエ歯科クリニック/神奈川県三浦郡葉山町開業「コピーデンチャー(複製義歯)」の使用の用途は大きく3つに分けられ活用されている。1.治療義歯(暫間義歯・移行義歯)本義歯作製にあたり、顎位改善・咬合改善・義歯床粘膜改善・顔貌形態改善等を目的とした治療義歯に、旧義歯改造義歯・旧義歯改造義歯を鋳型として作製されたコピーデンチャーと通法に従い新たに作製した義歯が用いられる1)。コピーデンチャーを治療義歯として用いる場合、通法の義歯作製工程をふむことなく義歯を作製することができるため、治療期間の短縮化図1図2図3人工歯等のアンダーカット部分にアルギン酸印象材を塗り込む。コピーデンチャー専用フラスコの縁までアルギン酸印象材を入れる。フラスコ内のアルギン酸印象材に複製したい義歯の義歯床辺縁部までゆっくり圧接する。図4図5図6圧接後、流水下で印象材表面をならし、滑沢にする。印象材の硬化を待つ。硬化後、フラスコを合わせた際に印象材表面が分離しやすいようにワセリンを塗布する。コピーデンチャー専用フラスコを合わせネジ止めする。図7図8図9印象材の硬化を待つ。フラスコ内から義歯を取り出す。コピーデンチャー作製専用レジンの余剰を排除するためのベントを掘る。22 Dental Products News 221